バイオハザード ザ・ファイナル(2016) | 我が愛しのカルト映画

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細かい考察はできませんのであしからず。

バイオハザード ザ・ファイナル

Resident Evil: The Final Chapter

Director: Paul W. S. Anderson

★★☆

 

 シリーズ6作目にして最終作。シリーズ後半の3作品はすべてポール・WS・アンダーソンが監督をしているんで、3部作でひとつとみなしていいと思う。正直、このシリーズはあまり思い入れがないし、ゲーム版もプレイしたことないので世界観はよく知らないのだが、ゲームを基にしているだけに映画もゲーム的なのだ。アンデッド軍団が襲ってきたり、トラップが仕掛けられていたりと、危機また危機の連続で、さらにタイムリミットも設定されているんで、それまでに終わらせなければならないという忙しなさがある。勢いに任せでガーッと進む映画はテンポはいいんだが、こうも忙しないと観ていて疲れるってのはある。ただし、荒廃した世界のビジュアルは魅力的。アリスの超人的なアクションもカッコいい。そこが俺にとっての最大の見所だった。

 

 日本代表(?)として参戦したローラはTVのバラエティ番組で見せるあのフニャフニャした感じは完全に封印していて、『バイハザ』の世界に違和感なく収まっていたのには驚き。レッド・クィーンを演じていたあの女の子はミラ・ジョボビッチとアンダーソン監督の娘さんなんだ。母娘共演ってわけだ。

 

【2016年12月24日(土)鑑賞】3D/吹替版