私にとっては、小学校で87回目のおはなし会でした。
3年生 でした。
教室に行ったら、もうお話し会の準備は出来ていて、先生もお願いしますと言うし、
その後、先生は何処かに行ってしまい、戻って来なかったので、絵本を4冊も読みました。
⚫︎「しらすどん」最勝寺朋子/作・絵
今回のお話し会では、この絵本を読みたかったのです。
りょうくんは、しらすどんを食べます。
丼に食べ残して、“まだ あるよ”と呼び止められます。
“じぶんが しらす だったらって、かんがえたこと ある?”
りょうくんは小さくなって、どんぶりに吸い込まれます。しらすの代わりに残されるのです。
丼は洗われ、ゴミ袋に入れられ、ゴミ焼却場で燃やされ、灰になります。
もう、怖い怖い😱
でも、その後は、海でしらすとなって生まれかわります。
ちょっと変わったストーリーなのです。
凄く引き込まれてしまいました。
⚫︎「おかんとおとん」平田昌弘/文 平田景/絵
2冊目に読んだのは、「おかんとおとん」です。
ばりばりの大阪弁で読ませてもらいました。
この絵本、好きです。
“すきって そんなに はずかしいんか?すきって ゆうたら はずかしいんか?ぼくは、ぜんぜん はずかしないで。だって、おかんも おとんもー めっちゃ すきやねん”
だんだんいろんな事に恥ずかしくなるお年頃。
こんな風にストレートに言えたら、素敵ですね。
子ども達も集中して見てくれていました。
⚫︎「ロージーのおさんぽ」パット=ハッチスン/作 わたなべしげお/訳
3冊目です。
セリフは少な目。
絵でお話しが進む絵本です。
「よーく絵を見てね!」と言って始めましたが、やはり何人かは集中が切れてしまったのを感じました。
1冊目も2冊目もそれぞれ5分でした。
お話し会の時間は、全部で15分。
もう少し長い物を選べば良かったなぁと反省。
でも、この絵本 本当に素敵なのですよ。
ほとんどの子達は、セリフはなくても絵をちゃんと見て、次はどうなるかな?と楽しんでくれていました。
⚫︎「やさいのせなか」きうちかつ/作・絵
もう時間でしたが、先生が戻って来ません。
「どうしようかな?4冊目も読む?」と言うと、
「ずっと読んで!終わりの会まで読んで!」
それで、短いクイズの様な絵本を出しました。
「やさいのおなか」と同じシリーズです。
今までの小学校のおはなし会の記事です。