（2020.2.20）日本の昔話かちかちやま　４年生

小学校で８２回目のおはなし会でした。

４年生でした。

久しぶりのお話会でした。

４年生なので、しっかりとしたお話をお届けしたいです。

日本の昔話を読みたくて、「やまんばのにしき」と「かもとりごんべい」と「かちかちやま」を持って行きました。

「このお話し、知っている？」と聞いたら、「かちかちやま」は半分くらいの子が知っていましたが、「やまんばのにしき」と「かもとりごんべい」を知っている子は、それぞれ１名づつでした。

へー、そんなものなのですね。少ない

「じゃあ、『やまんばのにしき』か『かもとりごんべい』にしようかな・・どっちがいい？」と聞いたら、断然「やまんばのにしき」だったのですが、何故かその後、「『かちかちやま』を読んで！」という声が増えていきました。

知っているけれども、もう一度聞きたい。もう一度確認したい。そんな気持ちだったのかな・・と思います。

だから、「かちかちやま」を読みました。

「両方読んで！」という声もあったのですが、２冊読む時間はないのごめんね。

●「かちかちやま」松谷みよ子／文　瀬川康男／絵

1,100円

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この絵本の瀬川康男さんの絵は素敵なのですが、色が地味めで線が細いので、後ろの方の子は見えたかなあと心配です。

でも、文は松谷みよ子さんなので、リズムのあるとても良い文です。

読み易いのです。

ばあさまが死んでしまった場面では、「えっ！」と驚きの声が上がりました。

やはりばあさまがタヌキに殺されるとは思っていなかったよね。

だから、ウサギはあんな意地悪をするのです。

「知っている話しと違う部分があったー」と言う子がいました。

この話を読んだ甲斐がありました。

すごーく熱心に聞いてくれるクラスでした。

ありがとう。

日本の昔話を、もっと読んであげたいなと思いました。

私、本当は「やまんばのにしき」を読みたかったのです。

以前読んだ記事はこちら・・・・・「やまんばのにしき４年生」

　　　　　　　　　　　　　　　　「やまんばのにしき再び５年生」

「かもとりごんべい」を読んだ時の記事はこちら・・・・・「かもとりごんべい２年生」

切り絵な日々