(2019.11.14)たまごにいちゃん最新刊 6年生 | 切り絵 な 日々

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小学校で81回目のおはなし会でした。

 

6年生 でした。

 

 

●「わらしべ長者」北川幸比古/文 新井リコ/絵

 

 

先月(「(2019.10.17)力強く願う 6年生」)に引き続き、同じ6年生なのでこの絵本を選びました。

「わらしべ長者」の話は知っている子が多かったです。

でも、この絵本はちょっと違うよーと思いながらのお届けです。

良く聞いてくれるクラスでした。

 

 

 

●「たまごにいちゃんとたまごじいさん」あきやまただし/作・絵

 

 

「たまごにいちゃん」の最新刊です。

ちょっと6年生には子どもっぽい絵本かな・・と思える絵ですが、

内容は、老いと孤独です。

でも、私は引きこもりの話しとして受け止めました。

誰とも関わらず孤独を抱えていた老人は、積極的に関わって来るたまごにいちゃんに刺激されて、卵の殻を割って、去って行きます。

「あんたも いつかは たまごの からを わるじゃろうが、あわてることは ないんじゃ! それまで いっぱい あまえて たのしむと ええ!」

殻を割れないで、まだ殻に籠っているたまごにいちゃんを思いやる優しさを感じられます。

「おおくの なかまと たのしく いきても、ひとりで しずかに いきても、み〜んな それぞれで いいんじゃ」

どんな人も肯定してくれいるようで、嬉しいです。

自分と違うタイプの人がいても、こんな風に認めてあげて欲しいです。