塾へ送って行く車の中で、娘2号が叫びました。
「携帯、忘れた!」
「取りに戻る?」
「もう、いいや。(´・ω・`)」
「どこに置いて来たの?」
「家。」
馬鹿か!!!
家で使っていたのは知っています。
携帯を家に置いて来たのは、わかっているじゃない。
家のどこに置いて来たのかを聞きたいのです。
帰った時に、取って来てあげようと思って聞いているのですよ。
うちの娘達と話していて、よく思うのですが、
聞いた事にしか答えないという傾向があります。
国語の問題だと、「◯◯をした人は誰ですか?」と聞かれたら、「A君です。」と答えると正解。
余計な事は書かずに、聞かれた事だけを答えたらいいのです。
筆記テストではね。
でもね、A君を知らない人にそんな情報を与えても、意味無いし、「?」が増えるだけです。
「A君?それ、誰よ?」
だから、
「同じクラスのA君だよ。班が一緒なの。」
とか
「△ちゃんの弟のA君。小4ですごいやんちゃなの。」
こんな解説が付くとありがたいです。
住所とか生年月日とかすんごく詳しい情報は全く必要ないけど、自分とどういう繋がりがあるのか程度の付属情報は、付けて欲しいと思います。
会話ではね。
娘1号も2号も、そういう会話が、苦手なんだと思います。
相手が何を聞きたいのか推測して、先回りして会話を進める事が。
もともと娘1号の思考回路がそういう風になっており、家族皆がそれに合わせて会話するという、長年の習慣からでしょうか・・
娘1号は友達付き合いをして来なかったので、会話が磨かれる事がなかったのだと思います。
そんな娘1号の会話能力が、アップしたと感じた事がありました。
それは、英語のサポート塾に2年程通った時でした。(「習い事 その12(サポート塾 英語)」)
私が高校入試の面接を心配していると、先生に「娘1号ちゃんは、面接は大丈夫ですよ。」とサラリと言われたのです。
塾を止めても、そこから、会話のブラシュアップしないといけなかったんだろうなあ~
私相手では、会話の練習にならないんだろうなあ。
娘2号も、会話能力が低いという事は、家庭での私の会話力が無いってことなんだろうなあ~
去年の高校入試から、全員面接試験が実施される様になりました。
塾の解説では、面接得点の差はほとんどないそうです。
5分程度の面接で、人となりが表現出来るとは思えないし、点差がでない事は想像出来ます。
ほとんどの受験者が、面接で同じ点を取るけれども、ほんの数人良い点を取る生徒がいる。
それは、聞かれた事だけを答えるのだけでなく、発展的な回答をして、さらに会話を進められる生徒ではないのかなあと思うのです。
つまり、話している相手が知っているかどうかを判断しながら、相手が聞きたがっている答えを推測して、会話を進めるって事ですね。
そんな会話が出来る家庭を目指したいのですが・・・