私が子どもの頃、遠足のおやつと言えば、「◯円まで」と決まっていて、
先生が「◯円までです。」と言うと、決まって「バナナはおやつですか？」と決まりきった質問をする輩がいたものです。
母親に◯円もらって、お金を握りしめて駄菓子屋に行き、
あーでもないこーでもないとおやつを選んで買いました。
娘３号の遠足のしおりには、「おやつ（食べれる分だけ）」と書いてありました。
私が適当に買って来たおやつから、娘３号は「これだけでいい。」と少ししか選びませんでした。
“食べれる分だけ” をきっちり守る人です。
「それだけでいいの？お友達とおやつ交換し易いように、ぷっちょを買ったんだよ。それは持って行かないの？」
「ぷっちょとか飴は、食べるのに時間がかかるからやめとく。それに、おやつ交換はしたらダメなんだよ。」
この頃はアレルギー問題があって、おやつ交換は禁止されているんですって。
なるほどね。と納得したぴすこです。
娘２号は、初めての遠足で、持って行ったのより沢山のおやつを持って帰って来ました。
「どうして？こんなにもらったの？」
「交換したんだよ。そしたら、食べれなくなっちゃって、」
「交換っていうのはね、もらうだけでなくて、自分のもあげないといけないんだよ。」
「うん。あげたよ。」
どうやら、持って行ったフリスクだったかピンキーだったか、あの小さな一粒と、おせんべいとかクッキーとかを交換したと言うのでした。
その交換は成り立つのか？？
ともかく、沢山のお友達とおやつ交換をして、食べれなかった物を持って帰って来たのでした。
おやつ交換は楽しいのにね。
娘１号は、しませんでしたが・・・
娘３号は、遠足にぷっちょを１粒だけ持って行きました。
で、ちょうど全てを食べきれたそうです。
でもね、
「これすごく美味しかったから、お母ちゃんと娘１号ちゃんと娘２号ちゃんにあげようと思って、３粒残して持って帰ったの。」
と、レモングミを差し出してくれました。
なんて優しい娘３号♡♡♡
そこで、１粒頂きました。
「うん、美味しいね～」
娘３号は定型さんなので、共感性がとても育っています。
学校から帰って来た娘１号にも、同じ事を言ってレモングミの袋を差し出しました。
「ありがとー」と受け取った娘１号は、残っていたグミを２つ同時につまみ、口にポンと放り込みました。
「あっ、あっ、あっーーーーー」
「えっ、えっ、えっ？？？？？」
「娘２号ちゃんのグミも一緒に、娘１号ちゃんが食べちゃったー(｡＞0＜｡)
娘１号ちゃんと娘２号ちゃんの分、って言ったのに！！！」
悪気はないのでしょうが、娘１号がよくやる間違いです。
どうしてなのでしょうか？
会話をよく聞いていないのでしょうか？