娘１号の視力検査が終わり、売り場で眼鏡のフレームを選び始めた時、
私は、娘３号のフレーム選びに付き合っていました。
どちらも直に決まるはずがないと思い、
もう少ししたら、娘１号のフレーム選びに付き合おうと思っていて、
しばらくして娘１号が居た方を眺めると、もう居ませんでした。
えっ、もう決まったの？
娘１号は、何かを決めるのにとても時間を使う人でした。
その事を、１年半前に記事に書いています。（「選ぶという事」）
選ぶという行為は、意外に難しくて、ストレスを感じているらしい。
どっちでもいい事程、悩んで時間がかかる。
前回、眼鏡を始めて作る時も、すごーーく時間をかけて選んだ事を覚えています。
しかし、今回はあっという間に決めてしまいました。
そういえば、レストランでメニューを決める時、
「いい加減にしてよ
」と内心イライラするくらい、時間をかけていたのですが、この頃はそこまでじゃないなあ・・・
相変わらず、周りの状況を見ないで自分の食べたい物を選ぶので、
親がきつねうどんにしているのに、あなたは天ぷら定食ですか！って事はよくありますが、
まあ、家族ですから構いません。
いいのよ。いいのよ。
それにこの頃は、娘２号も天ぷら定食を頼むようになりました。
娘１号と違う所は・・・
「あー天ぷら、美味しそう。(*^▽^*)食べたいなー食べたいなー」
「食べたいなら、頼んだら。」
「いいの？！わーーい。天ぷら定食！」
と、アピールするところでしょうか。そして、
「エビ２本あったから、１本お母ちゃんにあげるね。」
と、気を使ってくれます。
夫は自分が食べたいものを注文すればいいと言う人なのですが、
私がこんなに外食時のメニュー選びに気を使ってしまうのは、子どもの頃に体験した事が元にあるのだと思います。
父はいろんな所に連れて行ってくれて、いろんな物を食べさせてくれましたが、
子どもにメニューを選ばせてくれる人ではありませんでした。
待つ事が出来ない人なので、家族皆のメニューを「これでいいな」と全部自分１人で決めてしまうのです。
だから、子どもの私は天ぷらも食べていましたが、自分で選んだのではありません。
子どもの私が天ぷらを食べていても、母はきつねうどんだったり玉子丼だったりでした。
「そんなに沢山食べれないから。」と言っていましたが、
家計を考えて母はそうしているんだなと、ヒシヒシと感じる子どもでした。
家計を預かる主婦になった今、やっぱり天ぷら定食を注文するのは、躊躇してしまうんですよねーー
それなのに、夫と娘１号は、何にも躊躇なしで、食べたい物を注文出来ちゃうんですよね。
働いている夫は良いとして、「子どものあんたは、何様？」と思ってしまう私は、
天ぷら定食ぐらいで、みみっちいですよね・・・・・・（;´▽｀A``
そんな事で目くじらを立てないで、「何でも好きな物をお食べ。」と言える、おおらかな母になりたい。
ついでに、家計も心配しないで、使い放題の身分になりたい。
話がずいぶん横にそれました。
娘１号、１年半前に比べて、選ぶスキルがアップしています。
（ブログを書いていたから、判った事ですね。）
高校生になって、成長しているって事かしら・・・
でもね、
眼鏡のフレームを選ぶのに、ほとんど時間を使わなかったのは、
全く同じ物？と思えるようなデザインの物を選んだからでした。
自分にとって心地よいものを、予め知っておくという事は、
生活する上で重要だなあと思いました。