息子はどう感じたのかな | マルチカルチャー 3代目 rikarica の tidbits   〜 empty nester のつぶやき〜

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empty nester (エンプティ・ネスター)とは、
子供が巣立ち空になったこと

15年の親子二人三脚の学生生活も終わり、
息子は夢に向かっての勉強のため渡米

自分のこと、息子の留学生活の事など
気の向くままに

こんにちはrikaricaのtidbits にようこそニコニコ

気ままに色々と不定期に呟いております。

 

今日は息子の宿題の読書リストから。

 

私が高校生の頃あまり本を読むのが好きではなかったので、文学の授業の課題や宿題などはとりあえず解説書を読んでしのいでいたんですてへぺろ

 

今では読書好きなのに。なんであの時はあんなに嫌だったんだろう。いい作品たくさんあったのにな〜

 

なので、たまに息子の宿題のお手伝いという名目で私も一緒に読み、意見し合ったりしています。永遠の名作のクラシック文学から現代文学までジャンルが幅広いので普段読まないものが読めて私にとっては嬉しい口実。息子にとっても私がサウンドボードになることでディスカッションの材料が増えるので win-winなのです。

 

今回は『Purple  Hibiscus』という小説にチャレンジしてみました。

 

今英語圏で注目を集めているナイジェリア出身女流作家チママンダ・ンゴズィ・アディーチェのデビュー作で、日本では『半分のぼった黄色い太陽』や『明日は速すぎて』などが’日本語に翻訳出版されているようですがこちらの翻訳はないようです。

 

1960年代植民地支配から解放されたばかりのナイジェリアが舞台。裕福な家庭で育つ15才の主人公が狂信的なカトリック信者である父の抑圧や暴力に支配されていた生活からとある出来事をきっかけに目覚め、自立て行く物語。

 

その昔、クラスメートにナイジェリア人がいました。彼女の言っていた事その当時は良く分からなかったのですが、小説を読みながら【そういうことだったのか…】と今更ながら理解し、改めて大変だったんだろうな、と思ったのでした。

 

家族の形が描写されているこの小説。母親として考えることがとても多い作品でした。

 

息子は主人公と同年齢。彼はこれを読んでどう思ったのだろう。早く彼の意見を聞いてみたい。

 

でも、そのためには

早く読んでくれ〜!!

 

そろそろ新学期始まっちゃうよ〜もやもや

 

お口チャックはまだまだ健在ですくちびる

 

 

やっぱり癖で買ってしまう解説本。息子には彼が完読するまで渡しませ〜んてへぺろ