不定期に続きます rikaricaのtidbitsのキャッチャップ
さて、今日は春休みのコンクールについて
以前小学生の頃から憧れていた Varsity Ensemble (通称「VE」)のメンバーに3回目のチャレンジで受かったことは新学期が早々朝練っ!でお話しましたね。
VEは毎年春休みに海外遠征があり、新学期早々からそこに標準を合わせ調整して行きます。
ここしばらくはアメリカだったのですが、今年はなんと6年ぶりにヨーロッパ
ベローナの国際合唱コンクールにエントリーすることになったのです
VEに4年在籍できた生徒(滅多にいませんが)でさえ一度もヨーロッパを経験せずに卒業していった中、一年目にしていきなりイタリアなんて本当にラッキーとしか言えません
6年前はプラハのコンクールにエントリー。プロアマ混合で圧倒的な人数の差(VEは最大28名ですが100人超えのグループもいたそうで)、選曲ミスなども合わさって歯が立たなかったという苦い経験があったようです。
ベローナは1世紀に建てられたアリーナが今も現役でオペラを開催している町。音楽の都でのコンクール。素晴らしい経験となりました。
コンクール会場はフィラルモニカ劇場内Sala Maffeiana
なんと!1770年にモーツアルトも演奏している由緒あるサロン
音響も素晴らしく、こんなところで歌えるだけでもすごい経験なのですが、ここで金賞が取れれば、表彰式で本劇場の舞台でも歌える
彼らのモチベーションもかなーり上がってました
審査員が席につくと一気に会場内の空気がしまります
いよいよスタートです
健闘しました
目標としていた
金賞
はもちろん、
Oswald Stocker 賞
までいただいてしまったんです〜!!
この オズワルド・ストッカー賞は、
コンクールで1位
+
総合得点が 98/100 以上
の二つの条件が重なった時にのみ表彰されるため該当者なしの年の方が多く、息子たちが歴代3番目という快挙だったのです
念願だった本劇場のステージでも歌えることができ最高の締めくくりとなりました。
1週間しかない春休みを全てこのコンクールに費やし、帰国した当日から授業という過酷なスケジュールも難なくこなす彼らの体力と気力にも脱帽です。