昨日、2年ぶりに萬齋さま(←さんじゃないんだな、なぜか さま!)の狂言に行ってきた。
陰陽師以来のファンなんだからかれこれ10年位?? 一緒に行った友人も言ってたけど
姿形 たたずまいに狂いがなく、ほんとお美しい![]()
陰陽師あたりは客席も埋まっていたけれど 数年たった今は残念なことに後部座席に空席がめだつ
確かに、ちょっととっつきずらいというか、『行ってもわかるだろうか?楽しいだろうか?』と躊躇するよね。
でも、けっしてそんなことないんだなー
とはいえ、私が行くのはいつも今回のようにツアーだからほんとの能楽堂での狂言しらないんだけど。
ツアーの場合はまず、演目のレクチャーをしてくれるのでもんのすごく分かりやすい。
しかも、このレクチャー萬齋さまがしてくれるから楽しい♪
昨日は『萩大名』と『六地蔵』
『萩大名』
京に滞在していた大名が、国元に帰る前に太郎冠者のなじみの茶屋で庭を見せてもらうことに。
が、茶屋の亭主が和歌好きで客に一首所望する。それを知ってる太郎冠者が大名に恥をかかせない為
あらかじめ萩の歌『七重八重…』と歌を教えるが物覚えの悪い大名はなかなか覚えられない。
そこで、扇子を7番目まで8番目まで開くなどして教えるが……さてどうなるか。
てな。
人間国宝の萬齋さまのお父さん 万作さまがそれはそれは身振り手振りそして表情で面白い。
動きにほーーんと無駄一つない。
『六地蔵』
新しい地蔵堂に安置する6体のお地蔵さんを求め田舎者が都にやってきた。
『仏師はいないかー』と大声で。
そこへすっぱ(詐欺師)の萬齋さまがここぞとばかりに『自分は高名な仏師だ。まかせろ』と。
『いつまでに出来るか?』と聞くと『2年と○か月』
『そんなにかかるならだめだ』というと『じゃ、明日』とめちゃくちゃ
でも口がうまいすっぱがあーでもないこーでもないと結局だまし さて翌日
仲間の3人がお地蔵さんに化けて田舎者をだます相談。
『3人じゃ無理だから6人で』というとすっぱ『それじゃ分け前が減る』
仲間『いかにも』
結局3体ずつ化けて田舎者にみせるが 田舎者『見比べたい』と
3体の地蔵と田舎者 すっぱがあっちにこっちに…てんやわんやのくっちゃくちゃ
私の後ろに年長さんくらいの小さい男の子連れたおばあちゃんいたんだけど
もう地蔵さんがあっちこっちできゃっきゃげらげら 満点大笑い![]()
それはそれは大受けでした。
豪華なセットのお芝居もそれはそれでスカッと別世界連れて行ってくれるけど
狂言のように『このあたりのものでござる』 とせりふと動きとほんの少しの小道具で
後は想像の中の別世界を楽しませてくれるってのもほんと楽しい♪
機会があったら見てくださいな。
最後は名残の桜かな
だいぶ散り始めたけど青空が気持ち良かったよ![]()

