偽善者の呟き | ☆妻の子宮体がん日記+その後のこと☆

☆妻の子宮体がん日記+その後のこと☆

子宮体癌(低分化類内膜腺癌 G3)ステージ4b、遠隔転移あり。
3年間の闘病の末、2016年7月、妻は永眠しました。
闘病と治療の経過、死別と立ち直りについて綴って行きます。

生前の妻は、とにかく与える人だった。

それが原因で、よく夫婦喧嘩になったりもしたが、

まぁそれは置いておく。

 

遺品整理をしていると、出てくる出てくる各種振込用紙.。

もちろん、ほとんどのものは把握していたが、

中には全く知らないものも混じっていた。

ユニセフからの難民支援の寄付、難病治療への寄付、etc

誰にも言わずに、こんなにやっていたのかと驚いた。

 

 

 

で、僕は最近、ある決断をした。

ある団体に定期的に寄付をすることにしたのだ。

 

その団体は、知恵遅れの子供たちの自立を

支援する目的でB国内に広く展開するNGO。

歴史が古く安心感もあること、そして何よりも、

妻が継続的に寄付をしていたことで、そこに決めました。

つまり、妻の意思を継続するということです。

 

 

 

それから、一昨日のことですが、

久しぶりに献血に行ってきました。

 

 

妻が最後に入院してから他界するまでに

ほんとうに多くの輸血を受けました。

その血液は、どこの誰かも知らない人たちの

純粋な善意によるものでした。

それを少しでも返していきたい。

少しでも闘病している人たちの役に立ちたい。

そんな想いです。

 

これからも毎年、献血するつもりです。

 

 

 

 

人の死そのものには意味はありません。

妻の場合も同様です。

でも、もしかしたら、

そこに何らかの意味を

与えることができるかもしれない。

妻の影響を受けた僕が

変化し行動することによって。

 

これらは、その第一歩です。

 

 

 

・・・でもまぁ、本来ならば、

妻のように黙ってやれば良いようなものですが、

僕はやっぱり、こうやってアピールして

誰かに知ってほしいし、

あわよくば褒めて欲しいのです。

 

だって、偽善者なんだもん。(*´σー`)エヘヘ

 

 

 

 ★笑って許して~ (^_-)-☆

 

 

 

 

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