チベせん日記 -353ページ目

お囃子が聞こえる時

なんかお囃子が聞こえるなぁ、と思ったら事務所近くの神社でお祭りらしい。
そしてなぜか神輿の出発地点がうちの事務所の前。
しかもみんな普通にのしにご祝儀を入れてお賽銭として渡している。
へー、こんなのうちの団地じゃ見たこと無い。てかそもそうちの団地は新興住宅地なので神社が無い。自転車で10分も離れていないのに、やっぱりこの辺りは歴史的に古い地域なので、古い仕来りとかまだ色々残っているんだろうなぁと素直に感心した。
あ、ちなみにうちの事務所は旧岩切街道という旧街道沿いにあって、ここがかつての“奥の細道”なのです。つまり坂上田村麻呂も源義経も芭蕉もみんなこの道を歩いた、と言えば聞こえはいいが、画像見て分かる通りただの道路です。
(確かに多賀城も松島も近いけど)

でもこういう伝統行事をちゃんと地域が継承しているのっていいことだなぁ。
きっとこの周辺は農家が多いので農耕社会の五穀豊穣的な考え方が多分に残っているのだろうな。

こういうことは宗教の枠を超えて文化人類学的に守っていくべき一つの財産ではないかと私は思うのです。