康定の素敵なレストラン&バー
この日は横暴な李剛たちの手によってクリスマス・イブにカンゼ歌舞団のキレイどころを奪われた(泣)傷心な自分をC&D夫妻がディナーに招待してくれました。
お店は去年も訪れた
『マラヤ・レストラン』(Malaya Restaurant)。場所は『徳克士』(DICOS)の入っているビルの6Fです。
裸麦から作られるチャンには二種類あり、一つは自然発酵で作られた甘酸っぱくフルーティーなチャン、もう一つは麦溜によって作られた蒸留酒。つまり前者がチベット版のドブロクだとしたら後者はチベット版の麦焼酎といったところ。写真は麦溜のチャンでアルコール度数はけっこう高い。
これは羊排骨(羊のスペアリブ)。やっぱ骨付きの羊肉をわしわし食べながらチャンをあおってると「チベットキターー!!」って気になりますねぇ^^
続いてヤクモモ。もっちりとした皮と歯ごたえのあるヤク肉の野趣味あふれる味がシンポドゥ!!
モモ皿の向こうの皿は右がポテトフライで左がヨーグルトフライです。時々こういう斬新な料理があって驚かされるが、肝心な味の方は酸味のあるクリーミーなチーズフライといった感じで美味しかったです。
メインディッシュはもちろんコイツ(相変わらず名前が分からない・汗)ようは鉄板焼きになった下のじゃがいもと肉を上のバレで包んで食べる料理で、詳細は去年の日記を参照
してもらうとしてとにかく現在、カムエリアで流行っているとても美味しい食べ物です。カムに行かれる方はぜひ一度食べてみてください(成都の武侯祠でも食べられます)。
大満足のディナーの後は二人が経営するバーへ移動。
バーに着くなりメールチェック(このバーにはPCがある)させてもらおうと一直線にPCに向かって歩いていたらボックス席から「よ!チベせん♪」と声をかけられ振り向いたところ、なんと仕事で今年は身動きが取れなくて会えないハズだったPとSにばったり再会!!
なんでもPは胆石が見つかったらしくその検査と除去手術(手術は成都で行うらしい)の為、職場から休みをもらい康定に来たのだそう。一方でSは、康定に家族を残し成都に単身赴任をしている身なので、週末の帰省かと思いきや成都へ買い物に行きたい奥さんを逆に迎えにきたらしい。愛妻家は大変ですな^^;
ちなみに去年も書いたが、康定の町にはかつて誰もが知っている美少女が二人いて、一人が現在のSの奥さんでもう一人がalanだったとか。
再会を祝して乾杯!と書きたいところだが、豪放磊落なイメージのカムパたちだが、自分の周りはCもPもSも酒はおろか煙草も吸わず、肉もあまり積極的には食べない。
仕方がないのでヤク肉のケバブを出前で取り、一人それをつまみにチャンを飲むオレ。
コレが“ネギマ”ならぬ“チリマ”になっていて辛くて美味しい。
とまぁ図らずも二人と再会することができ、積もる話もいっぱいあったので康定最後の夜は深夜まで語り合いながら更けていったのでした。