【成都】武侯祠~グルメ編
さて成都編、お次は武侯祠。
歴史好きの人にとって成都の武侯祠と言えば三国志の諸葛亮孔明、劉備玄徳その他、蜀の英雄が祀られている霊廟として有名な観光スポットだが、そんな武侯祠界隈の武侯祠横街と洗面橋横街が交わるエリア一帯はチベット人が多く居住しており、チベット好きにはリトルラサとして知られている。
そんな武侯祠界隈に昨今、チベット人が経営するチベット式のおしゃれなレストラン(いわゆる食堂とは異なるもの)が多数オープンしており、これがどこも大盛況でピーク時に訪れると満席で入店を断られることもあるほど。。
そんな武侯祠界隈のチベットレストランをちょこっとご紹介^^
まずはデルゲのオーナーが経営する「蔵人家」。店名が直球すぎる(笑)
実はこの店も同じ通りにあるチベット料理のお店二軒に満席で断られてようやく入られたところ。
店内はこんなカンジ。チベット式のデコレーションがおしゃれというよりもカワイイ♪
これが現在、カムエリアでメガヒットしている料理。(名前ワカンネ)
シャ・バレと言ってしまえばシャ・バレなのだが、厚手の鉄板にジャガイモを敷き、牛肉(或いはヤク肉)と緑の野菜(ピーマンとか獅子唐)をあえた具をのせ、バレで蓋をし、オーブンで焼く。
そうすると熱であぶり出た肉汁が鉄板に滴り落ち、その油でジャガイモがこんがりとほどよく上がり、それらの具をナンのように焼きあがったバレで包んでいただく。う~んシンポドゥ!!
いやコレ、本当に美味しいんですよ。
ただし、けっこうボリュームがあるので、ワンパクな予備校生とかじゃない限り一人で食べるのはキツイかも。
一緒に食べに行ったカム某ゴンパの坊さん。左の坊さんにおごってもらったのだが、なんだか複雑な心境だった。。
(だってどうせ不労所得だろ・苦笑)
さて続いてのお店は武侯祠入口を背に、向かって右斜め対面にある「阿熱蔵餐」(本店)。
オーナーはギャロン出身の女性らしく、三階建のビル一棟丸ごとレストランになっていて、ここ成都本店の他にもダルツェンドやシャングリラにも支店がある。
スパイシーに味付けされた歯ごたえのあるヤク肉が噛めば噛むほど味が出てきてアゴが筋肉痛になりそうだったけどとても美味しかった。
他にも色々と食したのだがなぜ写真がないかと言うと、この日チベせんは美人のカム子とデートだったので、浮足立って気がついたら全然撮っていなかったってワケ(笑)
そんなワケで最後にご紹介するステキなバーも一枚しか写真がありません^^;
店の名前はその名も「拉薩酒館」(Lhasa Bar)。
場所は武侯祠大街沿いの歓楽街の中にあり、手元にあるカードによると住所は“武侯祠大街春江花月夜(要都)3楼”となっている。
カードを接写してみた。店内はこんなカンジ。「成都最西蔵的酒館」というキャッチフレーズがいい(笑)。
ステージではダムニェンの生演奏や歌や踊りなんかがあって会話聞こえない系なので、デートにはあまりおススメできないが、仲間でワイワイ楽しみたい方にはおススメ。
実際、ウチらの隣のテーブルにはダンゴから来たと言うおっちゃんたちが8名くらいで大いに盛り上がっており、「タシデレ!!」と乾杯の雨あられ。
しまいにこっちにまで「タシデレ!!」とビールを5本も6本も持ってきてなぜかおごってもらった。まぁチベットぽくって楽しかったが(笑)
なんでも農閑期のこの時期(12月です)は寒いしやることも無いので成都に降りてきて春を待つのだという。
そうか、最近のカムパは成都で越冬するのか(苦笑)。
さて武侯祠グルメ編、まずは先日行ったチベット料理屋をさくっとUPしてみました。
武侯祠、まだ続きます♪