成都への帰路&『成都老沈青年旅舎』(Sim's Cozy Garden Hostel)
康定四日目の朝。本当はこの日、ロンダク(美人谷)へ行きたかったのだが、前日バスのチケットを買いに行ったところなんと衝撃のソールドアウトで行くことが出来ず、どうしたものか思案していたところたまたまCのおとん達がラサ巡礼の為、車で成都まで行くと言うので自分も便乗させてもらうことにする。

この日の康定は雪。往路でヒドイ目にあったので一抹の不安が頭をよぎったが、さすがそこはランクル。峠の吹雪もものともせず、ちょいちょいスタックしている車をかわしながら途中までは快調に飛ばしていたのだが、、

やっぱりハマった…orz
写真は渋滞してまったく動かない車の列と、それを聞きつけ麓の村からタイヤチェーンを売りに来たオヤジのバイク。こういう期を見て敏な商魂のたくましさは感心する。ちなみに渋滞の原因はタイヤチェーンを履かせている最中にインキーしてしまったアフォの仕業と判明。。

峠越えを無事済ませ雅安市にてランチ。写真は初飛行機にwktkのラサ巡礼組。右端がDのおかん、立っているのがCのおとん。

どうでもいいけどここの店の辣醤面はマジで美味かった。
その後は順調に走り続け夕方16時過ぎに無事成都着。チベット人が成都と言ったら武侯祠。というワケでなんの疑いもなく武侯祠に連行されたので、ここでCたちとお別れし、(まぁ武侯祠まで来ちゃったことだし今回の宿もドリームでいいかぁ)とドリームへ行ったところ、
「すいません、年内いっぱいはドミ意外すべて満室です…」
って、
えー…orz
恐らくHollysが改装中なのでその受け皿として瞬間風速的に欧米のバックパッカーがドリームに流れた結果ではないかと思われる。。
今さら新たにホテルを探す気力もなかったので、その場からシムズに電話をかけて問い合わせてみたところこちらは、
「シングル空室ございますよぉ~♪」
と素敵な答えが返ってきたので、残りの滞在日数三日分の予約を瞬時にその電話で入れてからタクシーでシムズに直行する。

結局いつも通りお世話になることになったシムズコージー。でもなんだろうこの帰宅したような感覚は(苦笑)。

バス&A/C付きシングルのシングルルーム。シーズンオフ割で一泊120元→100元だった(ちなみに去年は80元だった)。部屋は狭いながらTV&DVDプレーヤー付きで(本やDVDは宿で借りられる)ホットシャワーの出もよく、石けん&トイレットペーパーという最低限のアメニティもあり、フェイスタオル、バスタオル、バスマットの三点セットも揃っているのでドリームと比べるとファシリティは格段に上、これにさらにフルーツのウェルカムサービスまで付く。
と、至れり尽くせりのシムズコージーだが、今回一点だけ懸念材料があった。というのは寒いのが嫌いな自分はわざわざ割り増しの料金を払って「A/C付き」のシングルを取ったのだが、A/Cは付いているもののどこを探してもリモコンが見当たらない。その旨をレセプションに伝えに行くと、
スタッフ:「あ、全館暖房になりましたから冬場はA/Cは必要ないです(゜Д゜)」
ってちょっと待て!!
たしかに昨年改修工事をしていたのは知っていたさ。そして部屋にスチームが入ったのは見りゃ分かる。が、それとこれとは話は別。オレは「A/C付き」の部屋を取っているワケだからA/Cが使えないのであれば割り増しで料金を払っている意味がない。
オレ:「全館暖房の件は分かった。が、A/Cを使うも使わないもオレの勝手だ。だいたい使えもしないA/Cに金を払うなんてただの阿Qじゃねーか。さぁ直ちにリモコンを渡せ。さもなくば部屋を変えて差額の料金を払い戻せ」
そう言うとスタッフは渋々手持ちのトランシーバーでベットメーキングのおばちゃんに指示を出し、無事リモコンの奪還に成功。
う~ん、あんまり勘繰りたくはないんだけどオーナーがシムさん&マキさんご夫妻から中国人に変わってからシムズの合理化が進んでいるというか、あのいい意味でのゆるゆる感、フリーダム感が失われつつあるような気がするのは気のせいだろうか…!?

なにはともあれ無事チェックインを済ませ、お次はディナーを食べに行く。向かったお店は去年、海パン刑事に教えてもらって以降、浮気もせずに通っている『蘭州正宗牛肉拉面』。シムズコージー界隈は美味いお店が少なく、特に一人メシは難儀するのでこのラーメン屋は本当に重宝する。

お茶代わりに出されるこのスープがまたスパイシーで美味い。
麺は注文を受けてから打ち始める

注文したのは羊肉のラグメン(10元)。去年より3元値上がりしたがそれでもたったの10元(130円)ながらこのボリューム!!そして美味い!!

参考までにこちらは後日食べた牛肉とニンニクの芽のラグメン(8元)。美味い…お腹いっぱい。もう食べられない(;´Д`)ハァハァ…

食後は宿に戻りバーに顔を出す。このバーはまるでイギリスのパブにでもいるような雰囲気でとても居心地がよく、また洋食のメニューが豊富なので食にネガティブな欧米人の宿泊客は食事のほとんどをここで済ませている者も多い。写真はいつ行ってもバーにいるイスラエル人のにいやん。三ヶ月ほど大阪にいたことのあるにいやん曰く、「たこ焼きはアカン」とのこと(なんでやねん・笑)。
とまぁ今後合理化が進みそうな気配のシムズだが、今のところこのバーに限ってはかつてのフリーダムな雰囲気のままだった。
毎年お世話になっているシムズコージーだが、オーナーチェンジを経て感じたのは日本人が激減した一方で中国人バックパッカーが急増したこと(あとなぜかインド系バックパッカーも増えていた)。
シムズコージー、今後の展開に注目です。

この日の康定は雪。往路でヒドイ目にあったので一抹の不安が頭をよぎったが、さすがそこはランクル。峠の吹雪もものともせず、ちょいちょいスタックしている車をかわしながら途中までは快調に飛ばしていたのだが、、

やっぱりハマった…orz
写真は渋滞してまったく動かない車の列と、それを聞きつけ麓の村からタイヤチェーンを売りに来たオヤジのバイク。こういう期を見て敏な商魂のたくましさは感心する。ちなみに渋滞の原因はタイヤチェーンを履かせている最中にインキーしてしまったアフォの仕業と判明。。

峠越えを無事済ませ雅安市にてランチ。写真は初飛行機にwktkのラサ巡礼組。右端がDのおかん、立っているのがCのおとん。

どうでもいいけどここの店の辣醤面はマジで美味かった。
その後は順調に走り続け夕方16時過ぎに無事成都着。チベット人が成都と言ったら武侯祠。というワケでなんの疑いもなく武侯祠に連行されたので、ここでCたちとお別れし、(まぁ武侯祠まで来ちゃったことだし今回の宿もドリームでいいかぁ)とドリームへ行ったところ、
「すいません、年内いっぱいはドミ意外すべて満室です…」
って、
えー…orz
恐らくHollysが改装中なのでその受け皿として瞬間風速的に欧米のバックパッカーがドリームに流れた結果ではないかと思われる。。
今さら新たにホテルを探す気力もなかったので、その場からシムズに電話をかけて問い合わせてみたところこちらは、
「シングル空室ございますよぉ~♪」
と素敵な答えが返ってきたので、残りの滞在日数三日分の予約を瞬時にその電話で入れてからタクシーでシムズに直行する。

結局いつも通りお世話になることになったシムズコージー。でもなんだろうこの帰宅したような感覚は(苦笑)。

バス&A/C付きシングルのシングルルーム。シーズンオフ割で一泊120元→100元だった(ちなみに去年は80元だった)。部屋は狭いながらTV&DVDプレーヤー付きで(本やDVDは宿で借りられる)ホットシャワーの出もよく、石けん&トイレットペーパーという最低限のアメニティもあり、フェイスタオル、バスタオル、バスマットの三点セットも揃っているのでドリームと比べるとファシリティは格段に上、これにさらにフルーツのウェルカムサービスまで付く。
と、至れり尽くせりのシムズコージーだが、今回一点だけ懸念材料があった。というのは寒いのが嫌いな自分はわざわざ割り増しの料金を払って「A/C付き」のシングルを取ったのだが、A/Cは付いているもののどこを探してもリモコンが見当たらない。その旨をレセプションに伝えに行くと、
スタッフ:「あ、全館暖房になりましたから冬場はA/Cは必要ないです(゜Д゜)」
ってちょっと待て!!
たしかに昨年改修工事をしていたのは知っていたさ。そして部屋にスチームが入ったのは見りゃ分かる。が、それとこれとは話は別。オレは「A/C付き」の部屋を取っているワケだからA/Cが使えないのであれば割り増しで料金を払っている意味がない。
オレ:「全館暖房の件は分かった。が、A/Cを使うも使わないもオレの勝手だ。だいたい使えもしないA/Cに金を払うなんてただの阿Qじゃねーか。さぁ直ちにリモコンを渡せ。さもなくば部屋を変えて差額の料金を払い戻せ」
そう言うとスタッフは渋々手持ちのトランシーバーでベットメーキングのおばちゃんに指示を出し、無事リモコンの奪還に成功。
う~ん、あんまり勘繰りたくはないんだけどオーナーがシムさん&マキさんご夫妻から中国人に変わってからシムズの合理化が進んでいるというか、あのいい意味でのゆるゆる感、フリーダム感が失われつつあるような気がするのは気のせいだろうか…!?

なにはともあれ無事チェックインを済ませ、お次はディナーを食べに行く。向かったお店は去年、海パン刑事に教えてもらって以降、浮気もせずに通っている『蘭州正宗牛肉拉面』。シムズコージー界隈は美味いお店が少なく、特に一人メシは難儀するのでこのラーメン屋は本当に重宝する。

お茶代わりに出されるこのスープがまたスパイシーで美味い。
麺は注文を受けてから打ち始める

注文したのは羊肉のラグメン(10元)。去年より3元値上がりしたがそれでもたったの10元(130円)ながらこのボリューム!!そして美味い!!

参考までにこちらは後日食べた牛肉とニンニクの芽のラグメン(8元)。美味い…お腹いっぱい。もう食べられない(;´Д`)ハァハァ…

食後は宿に戻りバーに顔を出す。このバーはまるでイギリスのパブにでもいるような雰囲気でとても居心地がよく、また洋食のメニューが豊富なので食にネガティブな欧米人の宿泊客は食事のほとんどをここで済ませている者も多い。写真はいつ行ってもバーにいるイスラエル人のにいやん。三ヶ月ほど大阪にいたことのあるにいやん曰く、「たこ焼きはアカン」とのこと(なんでやねん・笑)。
とまぁ今後合理化が進みそうな気配のシムズだが、今のところこのバーに限ってはかつてのフリーダムな雰囲気のままだった。
毎年お世話になっているシムズコージーだが、オーナーチェンジを経て感じたのは日本人が激減した一方で中国人バックパッカーが急増したこと(あとなぜかインド系バックパッカーも増えていた)。
シムズコージー、今後の展開に注目です。