チベせん日記 -322ページ目

河口慧海コレクション


土曜日、仕事で東北大の近くまで来たので理学部自然史標本館に寄ってみる。


別に昆虫や化石に興味があったわけではないが、ここには現在計画中の東北大学総合学術博物館の概要を紹介する展示コーナーが設けられており、そこに河口慧海コレクションの一部が展示されていると聞いていたので一度見てみたかったのだ。


それが上の写真。 チッ、なんだよこれっぽっち。。膨大な数所有しているくせに。。


仕方がないので画像でご覧ください↓




その他、多田等観が持ち帰ったデルゲ版大蔵経カンギュル、テンギュルなどチベットの文化遺産を質・量共に世界一所有しております。 あぁ頼むから早く博物館建設してくれ…。なんならなけなしの1000ルピー札寄付してもいいぞ。


消化不良気味なので近くの東北大植物園を歩きに行く。


ここはかつて仙台と山形を結ぶ最上古街道が通っており、一帯が修験道の霊場だったそうである。
森の中には弘安10年(1287年)に建立された謎の石碑“蒙古の碑”がつくねんと立っている。街道の道標にもなっていたらしい。
街の中心部にありながら青葉城跡の裏山に位置する為、奇跡的に開発を免れ、ほとんど手つかずの原生林が広がっている。
ちなみにチベット医・アムチ小川さんが学生時代にフィールドにしていた場所もここである。


東北大学植物園


夜はうらるんたさんと打ち合わせを兼ねての夜茶。

とまぁチベットな週末ですた♪