インテリアコーディネーター山田美彩子です。
世界を駆け巡るキャリアウーマンの
一人暮らしのお部屋で、
フェミニンなインテリアをコーディネーﾄ。
キャリアウーマン様のマンションデザインリフォームでは、
ご本人でさえ気づいていない、でも本能的にお好きな、
繊細な細工が施されている、可愛らしいモチーフなど、
女性らしいフェミニンな、やさしい色合いや素材のインテリアとなりました。
※関連記事リンク
◆キャリアウーマン様のマンションリフォーム～リビングインテリア1
◆キャリアウーマン様のマンションリフォーム～リビングインテリア2
リビングのインテリアつづきです。
インテリアコーディネーターという職業名は、カーテンや置き家具などの装飾がメインの印象がありますが、わたしの場合は、、、間取り変更、壁の撤去、建具交換、床の貼り替え、キッチンリフォームなど、ほぼ建築士なみに、リフォームを行うのを得意としています。
お客様のご要望に応じて、インテリア主体に進行していきますが、必要と判断した際には、設計士や特殊な専門分野の方にもご協力いただきながら、チームワークでデザインリフォームを完成させます。
キャリアウーマン様のマンションデザインリフォームのように、既に工事進行中に、後から加わるということは、元々の元請会社にとって、面白い話ではないですし、何かと難しいことも想定されます。
以前にも、大手住宅メーカーの高級輸入住宅のお客さまで、同様なケースがあり、限られた条件の中で、お手伝いさせて頂いたことがありました。
あのときも、素晴らしいお客さまでしたのに、本当に無念でなりませんでした。
トラブルになりかねない複雑な状況のご依頼は、お断りする会社も少なくないと思うのですが、
それでもわたしには、状況がわかるだけに、少しでもお手伝いしたいと思ってしまうので、キャリアウーマン様のマンションリフォームのように、対応させて頂くこともあるのです。
でもでも、そんな状況下なので完成度100％には至らないけれど、それを承知で、わたしを雇っていただく以上、やっぱりある程度のレベルまでは引き上げたいと思い、がんばりました
さて、前置きが長くなりましたが、マンションデザインリフォーム工事の、リビング家具レイアウトをご紹介します。
リビングは、ご友人やご家族、そしてネコちゃんも利用されます。
ご自宅キッチンで、世界各国のお料理するのが趣味のキャリアウーマン様。少なくとも来客者5人位を想定しなければなりませんでした。
設計図面では、バルコニー側の窓に沿って、ソファとダイニングテーブルを並べて置くように計画されていましたが、それではソファを置けそうにありませんでしたので、家具の配置を少し変更しました。
キッチンカウンターとテレビの位置は確定されていて、もう変更不可能でしたので、
ダイニングテーブルの配置を決め、残りのスペースにソファです。レイアウトや、ソファのカタチ、仕様、サイズ等、もう悩みに悩み抜きました。
キャリアウーマン様の明るいお人柄ということもあるのでしょうが、フォーマルなおもてなしというより、カジュアルにお料理＆お酒や音楽の雰囲気を楽しむという場面が多いとのことでしたので、5人以上の来客者の場合、背もたれにも、ひょいと腰かけることも可能な、ソファのデザインをお選び頂きました。
日本式に考えると床に座ればなんとか、、、ともいえますが、「それはあり得ない」のが、キャリアウーマン様のお考えでした。海外生活をされていた方には、当然なことなんですよね。
高級イタリア家具アルフレックスショールーム広尾で展示していたソファ↓
（ソファの上が色々なサンプルで散らかっているのは、わたしのせいです。。。）
こちらのソファは、羽毛も使用されている最高級品で、座ると、包まれるような埋もれ感があり、そのまま動きたくなくなります(笑）
やはり、キャリアウーマン様も、このソファに座って動かなくなり、
このまま寝ちゃうんじゃないかと、わたくし焦りました。
以前こちらで、インテリアセミナーを主宰させて頂いた際にも、セミナー参加者の皆さまに大人気のソファでした。
【関連記事】 ↓懐かしいです～
セミナーレポート1
http://ameblo.jp/tiarashop/entry-10343401484.html
セミナーレポート2
http://ameblo.jp/tiarashop/entry-10397345648.html
売れてるソファの逸品
http://ameblo.jp/tiarashop/entry-10344503347.html
上記ショールーム展示品と同じシリーズのソファを、ビューティーインテリア的に、インテリアコーディネーﾄしたソファがこちらです↓
同じソファなのに、まるで異空間でしょ？
ファブリックなど組み合わせるもの次第で、結構インテリアイメージが変わりますね。
ショールームのような、ダークなカラートーンもシックでステキなのですが、
フェミニンさを追求したインテリアにするために、幸せ感をプラスしました
左端の大きな四角い背もたれのないソファは、オットマンと言いますが、
足置きとして、もちろんお使いいただけるとともに、トレイを置けばテーブル代わりにもなります。
又、ソファにピタリとくっつけると、ソファに座りながら足を乗せてゴロンとくつろぐことも可能ですので、ベッドのようにもご使用いただけます。
2人でゴロッとなれるサイズですよ。
ご友人が多くいらっしゃった際には、何人かお座りになることも可能です。
オットマンは、なかなかの便利アイテムですね。
条件的に良くないスペースでしたけれど、インテリアでなんとかクリアすることができました。
リフォーム工事では、間取り、壁や床など仕様選びなど、空間づくりから行うものですが、
やはりご家族のライフスタイルをシュミレーションしながら、実際に置くことを想定した家具で、レイアウトを同時に行うことが、とても大事だと改めて思いました。
次回は、リビングインテリアの素材選びです。
・・・つづく
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