自分自身の棚卸⑨ | 経営革新の女王ティアラ☆仕事と育児に奮闘する日々☆

経営革新の女王ティアラ☆仕事と育児に奮闘する日々☆

元ネイリストの美容業界専門コンサルタント・講師です。
2016年2月末、名古屋に転居しましたが、活動エリアは東京を中心とする全国です!
仕事・日常生活・育児などのあれこれについて綴ります。 
経営革新の女王は友人に、ティアラは恩師に命名されました。


ミニセミナー「診断士としてのブランディングと自分価値の最大化」より
 
③アウトプットの質を高める方法
(続き)

 

わたしは今、3歳児と1歳児の子育て中で、下の子とは平日一緒に過ごしつつ、ご機嫌をうかがいながら自宅で仕事をしています。

 

元々子どもが小さいうちは育児を優先させたいという思いがあったため、結婚を考え出した2012年から仕事のボリュームを減らして、そのための環境整備に着手しました。

 

予定が立てづらく、フットワークが軽くないとできないコンサルティング業務中心の活動から、先々の予定が立てやすく、ある程度自宅で対応できる講師・執筆業務へとシフトしたのです。

 

幸いなことに、2013年に結婚、2014年に第1子、2015年に第2子を出産と、スムーズに家族プロジェクトが進行し安堵する一方で、教え子や後輩たちが続々と独立・法人化する姿を羨望のまなざしで見つめる自分がいました。

 

妬むとか嫉妬するとか、そんなものではありません。

 

ただ、眩しい存在。そして、気になる。

 

念願の診断士資格をとって、積極的に活動の分野を広げている彼ら、彼女ら。

 

「それと比べて自分は…」という思考に入ってしまうと、不安な気持ちで押しつぶされそうでした。

 

自分自身の精神状態を保って、フラットな気持ちで子どもたちと向き合うために、FacebookなどのSNSツールにも、あまりログインしなくなりました。

 

 

なぜ、わたしがこのような状態になってしまったのか?

 

他人が気になる時は、自分自身の成長が止まっている時です。

 

ここ数年のわたしは、育児を優先させるという選択をしたまではよかったのですが、2回の出産前後は全く余裕がなくなってしまい、成長のためのインプットが不十分でした。

 

それを自覚していたからこそ、焦る気持ちを抑えられなかったのです。

 

 

以前に比べて少し余裕が出てきた今は、毎日のインプットを朝一のスケジュールに組み込んで、ほんの少しでも昨日の自分より成長しようという気持ちでいます。

 

 

このような継続的なインプットと同様に、限られた時間の中でアウトプットの質を高めるために欠かせないのが、仕事の初期設定に力を注ぐことです。

 

わたしの場合、特に、初めてのクライアントからのご依頼を受けたときには、先方に求められていなくても、本格的なコンテンツ制作に入る前に、企画案や構成案、アウトラインを提示して、方向性があっているかを確認するようにしています。

 

いくら要望を事前にヒアリングしようとしても、実は先方も自分でよくわかっていないというケースもあるので、きっとクライアントが描いているであろう漠然としたイメージとの比較対象となる素材を初期段階で示すことで、ニーズを引き出しやすくするのです。

 

もし最初の方向性がずれていたら、どんなに作業を進めても、下手したら全部が台無しです。

 

そこまでは至らなくても、リピート受注はまずこないでしょう。

 

自分自身がムダな作業をしないためにも、クライアントのニーズに寄り添うためにも、とにかく初期設定に力を注ぐ。

 

そして、初期不良はいち早く弾く。

 

これは欠かせないプロセスです。