自分自身の棚卸⑧ | 経営革新の女王ティアラ☆仕事と育児に奮闘する日々☆

経営革新の女王ティアラ☆仕事と育児に奮闘する日々☆

元ネイリストの美容業界専門コンサルタント・講師です。
2016年2月末、名古屋に転居しましたが、活動エリアは東京を中心とする全国です!
仕事・日常生活・育児などのあれこれについて綴ります。 
経営革新の女王は友人に、ティアラは恩師に命名されました。


ミニセミナー「診断士としてのブランディングと自分価値の最大化」より
 
③アウトプットの質を高める方法

 
顧客視点であることは、どのような立場にある企業やフリーランスにとっても必要ですが、自分の目の前にいる顧客が最終顧客とは限りません。

 

たいていの場合、目の前の自分にとっての「顧客」にもまた「顧客」がいるものです。

 

「自分(自社)を含むサプライチェーンの中の真の決定権者が誰なのか?」を意識したうえでの顧客視点を持っていないと、思ったような成果は出しにくいと考えます。

 

 

わたしが診断士として独立してもっともよかったと思っていることは、仕事を選べるということです。

 

特に、「仕事は生活のため」と割り切って働いている会社員の夫を見ていると、実感します。

 

(決してディスっているわけでなく、感謝の気持ちしかありません。)

 

わたしはまだ未就園児の子育て真っ最中で、仕事に避ける時間が限られているというのもあり、お引き受けする仕事は厳選させていただいています。

 

ありがたいことに、引き合いはしょっちゅういただけるのですが、必ずしも自分自身が率先してやるべきことではない(他にもできる人がたくさんいる)案件も多いのです。

 

なので、お引き受けするうえでの制約条件(できないこと)を最初のお返事の際に伝えるようにしています。

 

そうすることで、お互いにとってムダなやりとりをなくすことができます。

 

制約条件を曖昧にしておくと、引き受けたくない仕事を引き受けることになったり、相手に無駄足を踏ませてしまったりすることになります。

 

たとえお断りすることになっても、お声がけいただいただけでもありがたいわけですから、ネガティブに捉える必要はありません。

 

価格などの案件内容に関する条件のみならず、クライアントの考え方や取り組み姿勢などに共感できなければ、その仕事はお引き受けしてはいけないとも思っています。

 

自分の中で「引き受けるか、引き受けないか」の線引きを明確にし、それを簡潔に相手に伝える。

 

その積み重ねで、自分の価値観にあった顧客を探し、結果的に価値観の合致により関係性が続いている顧客を大切にしていくことが、わたしのやり方です。