今更だけど、「ハケンの品格」 | 繭の夢

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犬、手芸、読書、クラシック音楽、絵画、映画…好きなことを、気まぐれに。

クロスステッチをしながら、アマプラで一気見した。

2007年のドラマなので、もう17年前。

当時は見ていなかった。


今考えると、ある種のプロパガンダだったのだろう。

このドラマを見て、派遣は良い働き方だと思った人、派遣はやらないようにしようと思った人、どちらが多かったのだろう。


私も以前は派遣をやっていたので、派遣社員と正社員、両方の立場が分かる。


私が派遣だった頃は、私が気付かなかっただけかもしれないが、派遣だからと見下されるようなことはなかった。お互い敬意を払っていたように思う。


会社に深入りせず、煩わしいしがらみもなく、仕事のみに専念すれば良かったので、気楽だった。

今と同じ専門職で、本当に自分の仕事以外しなかった。諸雑務も一切なく、自席にかかってくる自分宛の電話以外、電話応対もなかった。

複数社で働いたが、どの派遣先も同じだった。


その分、というか社会人として当たり前だし、正社員の今もそうだが、仕事はプロ意識とプライドを持ってやっていた。

一人で黙々と集中してやる仕事で、周りの人たちに「仕事中は『私に話しかけないで!』というオーラが出てるね」とよく言われた。


今はフルリモートなので、出社していた頃より集中でき、生産性が格段に上がったように思う。

会社に運びきれなかった参考書も多数あるので、調べ物もしやすい。

ありがたいことだ。


ちなみに本日作っていたのはこちら。ビスコーニュ(ピンクッション)。



泣き顔シリーズ。フルシリコンの男の子。



頭が大きく、なかなか合う帽子がない。

この服とセットの帽子もあり、無理やり被せることもできなくはないが、ピチピチでまるで水泳帽のようになってしまう。



うーん…。なんだか可哀想だ。


服のコーディネートが難しい上に、ずっしりと重たいので、数ヶ月前に購入以来ほとんど箱にしまったまま。ごめんなさい。


ふと思い出した。

以下、本当にあった怖い話なので、閲覧注意。


以前、知人から聞いた話。本人の体験談。





中学生の頃、ゴミ捨て場に人形が捨てられていた。

アメリカの子供が持っていそうな珍しい人形で、わあ、可愛い!と一目で気に入り、家に持って帰った。


部屋に飾ると、妙に視線を感じる。

そしてその夜、生まれて初めて金縛りにあった。

怖くなって、翌朝ゴミ捨て場に戻してきた。





戻してきたはずなのに、ふと気付くとその人形が部屋にいた!

なんてことはなく、幸い人形が戻って来ることも、二度と金縛りにあうこともなかったとのこと。


その人形は、あのチャッキーに似ていたそう。

その場にいた人全員で、よく捨てられていた人形なんて持って帰りましたね、しかも、よりによってチャッキーとは!とつっこんだ。