最初に書きますが、この話は、
私の彼氏が大きな病気と疑われる症状が出て、病院で診てもらった所、なにも異常なく大丈夫だったという話です!
無事なので安心して読んでください
彼と同棲を初めて2ヶ月が経ちました
とても仲良く楽しく過ごせていて、毎日幸せだなあと思う
そんなある日、彼が
「あまり心配しないでほしいんだけど、実はちょっと前からたまに視界が欠けるようになって。」
と報告してくれました。
視界が欠ける…!?
彼曰く、家にいてリラックスしている時に発症することが多く、一瞬視界が、切り取られた絵のように欠けて黒くなると
私が似た症状で周りの人からよく聞く原因は、
○緑内障などの眼の病気 というのと、
○脳に異常がある
という2つ。
「それ、眼科で見つかる病気だったらいいけど、脳だったら怖いねえ」と軽く彼に言うと、
「え目って、脳から発症する場合もあるのか
それは初めて知ったなあ…」
と少し暗くなってしまい、
「冗談だよ!!まずは眼科で早めに見てもらいなね」と、まずは近くの小さな眼科を受診。
検査の日は、瞳孔を広げる目薬を使う検査もあるということで、視界がぼやけてしまうため(彼はとても眩しそうでした)車の運転は検査後8時間禁止。
私が送り迎えをしました。
検査後、どうだった?と聞くと、
「緑内障とかの病気は見つからなくて、原因は不明だって。でも、視野が欠けてる部分があるって。
眼科も脳神経外科もある大きな病院に紹介状書いてもらったから、次はそっちで診てもらうね。」
とのこと。彼の顔も少し曇っていました。
眼は正常なのに視野が欠けてる…脳神経外科…
大きな病院…紹介状……
自分ががんサバイバーだからこそだと思うけど、この流れはたとえ病気が無かったとしても、とても怖い流れ。
もしかしたら、自分のように「まさか〜」と思っていたのに突然大きな病気を告知されるかもしれない。
「とりあえず、念のため保険の加入状況を確認しておくのと、
あと、大きな病院行く時は絶対誰かと一緒に行こう!」
と彼に伝えました。
私ががんを診断された時に、後悔したことたちです。↓
そして紹介してもらった病院に電話をかけて検査のお願いをしたのですが、
眼科がとても混んでいる病院で、「視野検査は3ヶ月待ちになるかも、検討してまた連絡します」とのこと。
ええ…もしかしたら脳の病気の可能性もあるのに、今すぐに脳の検査すらしてもらえないの…?
大丈夫なのかな…
と不安になる私
その不安から、診断前はあまりやらない方がいい
「病名のネット検索」を長時間してしまいました
これもがんサバイバーさんなら経験あると思います。
私はガン診断後のネット情報にはとても助けられたけど、でもネットには怖いことも書いてある。
彼の症状を検索すると、
「髄膜腫」「脳腫瘍」がたくさん出てきました
症状的には、髄膜腫が視神経を圧迫する部位にできてしまっている例がとても当てはまって…
「ねえ…こういう病気の可能性もあるみたいだからさ、早く診てもらえないか、もう一度病院に連絡してみようよ」と、スマホを彼に見せました。
彼はなるべく病気について検索しないようにしていたのに、私が情報を差し出してしまった
その日は彼も私もなんだか落ち込んでしまい…
次の日に病院に連絡し直して、早速診てもらえることになりました。
病院に行く前日も当日も、不安で暗くなってしまい。
もし脳の病気だったら、開頭手術をすれば治るみたいだけど、
最悪の場合、失明…一生の麻痺…性格が変わってしまう…等、ネットには怖いことがたくさん書いてありました。
私は、もし彼が失明したりしたら、これから生涯責任を持って支えていけるのか。
とても好きな相手で、生活も楽しくて、やっと幸せを感じてきたのに、
もう最悪のルートも考えなければいけないのか。
神様は私が幸せになることにどんだけ抵抗があるんだ…
「昨日、泣きながら寝ちゃった」という彼に、
「私もちょっと涙出ちゃった」と私が言うと、
「俺なんかのために涙流してくれてありがとうね」とどこまでも人に優しい彼を見て、
なぜこんなにお仕事も家族のことも頑張ってきた彼が、大きな病気になる可能性があるの…?と悔しくなりました。
何度も言いますが、結果的には病気はなく無事でしたよ
長くなってしまったので、続きは次回