国語の記述・作文についてです。

 

作文の添削講座が、Kコースに付いてきます。外部の通信講座を利用しているのですが、作文の授業が月1回あるようです。

 

「あるようです」というのは、授業でやった形跡があまり見られないから。1ヶ月分の作文学習プリントが冊子のようになっていて、最後のページに提出用の作文があり、赤ペンでびっしり添削されて返ってくるので、これは授業で書いたんだな、と分かる程度です。(添削は、外部の赤ペン先生による。)

 

が、やはり授業の中で、提出する以外の問題はじっくりできていませんでした。ほとんど白紙で持ち帰ってくるので、「やってないところ、やらなくていいの?」と聞いても「終わったから」ということでそのままになっていました。

 

冊子の前半は国語の記述問題のワークになっていて、結構いい問題が揃っているのです。「記述問題の解き方」のコツやポイントなども詳しく書かれていて、時間をかけて進めていくと、少しずつでも書く練習になりました。


時間に余裕がある時や、夏休み冬休みなどに、5年生の最初の冊子から埋めていくと、あれほど記述が苦手だった娘が、普段の宿題やテストでも徐々に書けるようになっていったのです。(別で詳しく書きますが、我が家はKコースの季節講習は受けていません。)

 

同時に、作文の書き方も変わってきました。

 

学校でも作文の書き方は習っていたと思いますが、それまではただ思うままに書いていたのが、作文の規則を守りつつ、与えられた字数から段落の構成を考え、内容をうまくまとめた文章を書くようになってきました。

 

この辺りは、5〜6年生という時期も良かったのだと思います。同じことを3〜4年生でやっても、ここまで伸びなかったでしょう。学習脳も一気に発達してくる時期だと思います。

 

書くことへの抵抗感が、6年生の半ば頃になって、やっとなくなってきました。

 

「30字以内で書き抜きなさい」「文章中の言葉を使って40字以内で書きなさい」「この文章を読んで、あなたはどちらの考えに近いですか。自分の経験を交えて、100字以内で書きなさい」など、数多いマスや、長めの記述に出てくる大きなカッコにも怯まなくなりました。(4年生の頃は、解答用紙に7マス以上あったら、即白紙で出していた子が!)

 

読解力も上がり、字数から探すのではなく、内容から答えを見つけられるようになり、文末も整った答えを書けるようになりました。

 

(余談ですが、6年生になって、4年生の予習シリーズの国語をようやく解けるようになりました汗予習シリーズの読解問題はハイレベル...チーン国語が苦手な4年生の娘が解こうとしても、そりゃ解けないはずだ。わからなさすぎて答え見ちゃってたのも、今だったら分かるなぐすん)

 

手紙や、日記に近い感想文(ex.遠足や運動会の後に書く作文)は比較的好きだったので、経験や、経験を通して感じたこと、学んだこと、考えたことを書かせると、面白い視点の作文ができあがっていました。

 

そういう意味では、Kコースを受講し、国公立中高一貫校も受けてみるのもいい思います。話が逸れますが、学校の勉強を4教科しっかりこなしていたら、過去問をいきなり解いても、そこそこ点は取れます。

 

娘も1校受けましたが、国社理は記述が多いので、私立の(学校の教科書には全く出てこないような)知識重視問題よりも、過去問ではよほど点は取れていました。

 

適性検査の国語では作文問題が出ますが、決まりきった形式通りの作文より、娘らしさの出ている作文も 光るものがあっていいと思っていたので、何も手を加えず自由に書かせました。たまに見当違いのことを書いてくるので、そこは修正しましたが。

 

しかし、国公立中高一貫校は自己採点で点が相当良くても落ちるという、何ができてなかったのか合格基準がよくわからない上、高倍率なので、受かったらラッキー程度で受けました。

 

2/3の本番も手応えは悪くなかったです。まあ受かりませんでしたが、私立と国公立 両方受けて、問題の違いはとても感じました。どちらかといえば、娘は適性検査型の問題の方が向いていたように思います。

 

ともあれ、記述が多く出たらラッキー!というぐらい記述問題に強くなれたのは、Kコース国語のおかげだと思っています。

 

次回、入試本番のことを交えて、国語編をまとめます。