早川琢也のブログ "Road to The Sport Psychologist " -3ページ目

早川琢也のブログ "Road to The Sport Psychologist "

スポーツ心理学の事、留学の事、スポーツの事について、アメリカより発信していきます。

2012年もわずかになってきて、例年のように今年を振り返っています。

1月から3月にかけては、博士課程への出願一色でした。TOEFLの点数が上がらずもどかしい日々でした。点数が揃わずに出願を終了させざるをえない状況で、ダメもとで出した出願はやはりダメでした。そこで、もう一年粘って来年に賭ける決意をしました。


次に大きな転機は6月。今まで住んでいたフロリダ州ゲインズビルを離れて、テネシー州ノックスビルに引っ越しました。移動は、車で10時間。荷物を全て積み込んで、一人車の中で音楽をかけて長旅を乗り切りました。
初日から知り合いを通じて知り合った日本人の方にお世話になり、その方から更に知り合いが広がり、アパートが決まるまでに時間がかかったにも関わらず、大きな不便無く過ごせたのは有り難い限りでした。


英語は少し伸び悩んでいた時期でもあって、この環境の変化が新しい刺激となって一歩抜け出すきっかけをもらえた気がしています。ノックスビルでの英語は、いわゆる「勉強」から学んだ時期で机に座って教科書開いて勉強するような機会が多かったです。ゲインズビルでは逆に、私生活や会話を通して学んだ英語だったので、ある意味バランスが整ったのかもしれません。10月頃には自分自身でも変化を感じられる程の進歩が得られたので、この点では良かったと言えます。


個人的な価値観の変化としては、韓国に対する見方が少し変わったのが大きかったかもしれません。偶然かも知れませんが、ノックスビルで知り合った韓国人は、皆親切で友好的な人が多かったです。それまでは、僕がいる中でも韓国語のみで会話をして僕が輪に入れない、という事が多々あり若干印象が悪かったのが本音です。
そんな、ノックスビルで知り合った韓国人の友達のお陰で、アメリカにいながら韓国という国が少し近くなりました。
一方で、実際の日韓関係は複雑で微妙なものになってしまったのが残念です。一度崩れた関係を修復する事は容易ではありません。それは、僕も私生活レベルではありますが何度も感じました。ですが、海を隔てているとは言えお隣ですし、何よりももっと根本は「人と人」のつながりなのですから。


今年一年で一番強く感じたのは、「国境は思っている程大きな隔たりではない」という事でした。
個人レベルであれば、という但し書きはつけなければいけませんが、結局は人と人である、というのが個人的な意見です。
国が違えど、国籍が違えど、人は人です。言葉が通じればコミュニケーションは取れますし、バックグラウンドが共有出来れば有意義な会話も出来ます。そして、人同士でつながった関係はお互い助け合い支え合っていける、いい関係に発展出来るという事も実感しました。


新しく始めた物もありました。剣道です。
確か、9月くらいから始めたのですが、これがもの凄く自分にはまり、自分でも驚くくらい熱心に取り組めています。竹刀を自分の意のままに振れるようになることが一番の目標として取り組んでいますが、以前よりも無理無くスムーズに振れるようになった実感が得られた時は快感でした。そして、今は5月末にある大会に向けて取り組んでいます。



12月の下旬は、何かと忙しくもあり、やはり英語にも追われました。伸びている実感はあるものの、やはりまだ一歩足りない。そんな中、語学学校から僕の英語力に対する推薦状を書いてもらえ、テネシー大学へは何とか形になるアプリケーションを揃える事が出来ました。面接に進めるかどうか保証は全くありませんが、去年よりかは期待出来る状況には出来ました。引き続き、できる準備は続けていきます。



もし、今年一年を漢字一文字で表すと「克」になりそうです。
まず、出願が通らなかった事実を「克服」する事にはじまり、「克己」をもっていろんな場面に耐えて打ち克つようにしていた事が多かったように思います。こんな思いからこの漢字を選びました。


来年はどんな一年になるでしょうか。
まず、4月頃には博士課程への出願をパスさせたいです。
5月末には剣道の大会があります。これは段なしのクラスでのトーナメントで優勝する事を目標にしています。この目標は果たしたいです。
6月か7月、もし余裕があったら一度日本に戻って色んな人にまた会いたいですね。
そして8月から博士課程の勉強をスタートさせたい。今までは少し回り道をしていた分、来年はその回り道で得た経験を活かしつつスポーツ心理学の勉強を再開させたいです。
その為に、こうしてアメリカに2年しがみつくような思いをして頑張ってきました。思うだけでなく、実現出来るような行動も起こしてここに書いた事を現実の物にしていきたいです。



さて、最後になりますが、このブログについてです。
どれだけの方に読んでもらえているか分かりませんが、来年は少しスタイルを変えようと思っています。
まず、僕自身今年の途中から、留学や英語の話題中心にこのブログをシフトしました。忙しいのもありましたが、どうしても頻繁に更新出来なかったのがもどかしかったです。
少し肩に力が入ってしまったので、もう少し英語の勉強法や留学以外の事も交えていこうと思います。
多分、スポーツの話題が増えると思います。好きなバスケ中心にアメリカで見たスポーツの事も交えようかな、と思っています。
加えて、英語の勉強や留学に関する事も引き続き書いていきます。アメリカにいる僕ならではのトピックですし、アメリカに来たいと思っている人の手助けになるような事を書いていこうと思います。


もうしばらく慌ただしくなりそうなので、年内の更新はこれが最後になりそうです。
少し早いですが、良いお年を。
そして、来年も宜しくお願い致します。


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ここ最近は、TOEFLやGREの準備に追われてしまい、ブログはおろか自分の時間も確保するのが難しい時期でした。


ちまたは、Thanks Giving dayとX'masのミックスされていて、何とも言えない面白い雰囲気になっています。
このブログを書いているのはスターバックスなのですが、店内は既にクリスマスムード満点です。


前置きはさておき、今回はwritingの話に移ります。


日本にいて最も学ぶのが難しいのが、実はwritingだと思います。もう少し具体的に言いますと、「英文の書き方」について学ぶ機会が英語を耳にする機会よりも少ない、と今振り返って感じます。
私が記憶している限り、今学んでいる英文の書き方を時間をかけて学んだ記憶はほとんどありません。それほど日本では馴染みの無い事ではないかなと思っています。


英文の構成と日本語の構成は色々な面で違いがあります。今回は、基本的なfive-paragraph(5段落)エッセイの書き方を例に挙げて説明してきます。

では、順を追って説明していきます。(適切な日本語が見つけられない事が多々ありますので、その点はご了承下さい。)


大まかな構成は、
1, Introduction and thesis(イントロもしくは概要、と主題)
2, Body 1 (主題に対する理由1)
3, Body 2 (主題に対する理由2)
4, Body 3 (主題に対する理由3)
5, Conclusion (まとめ)

となります。基本はこの構成で書かれている事が、いい文章と捉えられる傾向にあります。アメリカの文章は、「言いたい事」を先に書いて、それに対する「理由」をその後に書く事がいい文書の条件となっています。それを逆にしてしまうと、言いたい事が分からなくてアメリカ人は読む気が削がれるそうです。。。

では、各段落について説明を加えていきます。


1段落目に含まれている事が求められる項目は、
1, attention gather, Hook (読み手の注意を引く文章)
2, thesis(主題、筆者として主張した事)
3, road map(2-4段落で述べる主題を説明する為の内容)

となります。

1については、質問の投げかけ、名言の引用、ユニークな言い回しなどを用いて、読み手を引きつける為の文章です。ほんの1、2文章で充分です。
2については、文章全体を通して最も大切な部分になります。意見の明確さや筆者としての立ち位置をはっきりさせて、「これが言いたいが為にこの文章を書いている」といような強い意見を書きます。
3は、その意見を引き立たせる為に説明していくトピックスを簡単に紹介する文章です。例えば、"I agree with opeining a new Starbucks in my town."(私の町に新しくスターバックスが出来る事に賛成)という意見に対して、
"The reasons which my opinion reinforces are it is a first coffee shop in my town, I can use there as a place for studying and the coffee shop can be expected to assemble people."
( 私の意見を引き立たせる為の理由は、新しくコーヒーが飲める場所ができる、勉強する空間が得られる、人が集まり地域の活性化が期待出来る、である。)(意訳)
と述べるのがroad mapの役割になります。文章の概要を伝えて(話の道筋を紹介する)後の文章がスムーズに理解出来るような準備をここでします。



では、2-4段落に書いていく内容です。
1, main idea(road mapで挙げた内容がthesisを裏付ける理由)
2, reasons, examples(main ideaに対する理由や例)

となります。

例えば、先の理由を用いますと、
"First, since there is no coffee shops in my town, opening a Starbucks must be beneficial for people in my town."
(まず、私の町にはコーヒーショップが無い為、新しくスターバックスが出来る事は私の町の人にとっては有益である)
と最初に意見を述べて、後に自身の経験や意見を交えた例を使って文章を膨らませていきます。
3、4段落も同様です。


最後に5段落目です。
1, restate the thesis(主題を再掲載)
2, summarized ideas(Body paragraphで書いた内容の要約)
3, estimation, opinion etc.(今後の展望など)

と書いて文章を締めくくります。

1は主題を改めて書きます。狙いとしては、「この主題を言いたい為にこういった内容を説明した。」といったところです。For these reasons, In conclusion, In sum, といったフレーズを頭に置いてから書くのが一般的です。
2については、2-4段落で書いた内容を要約します。先で使った単語とは違う単語を使って意味を同じような文章で書くと印象がいいです。
3で、今後の展望や予測などを書いていきます。


日本語で文章を書く場合、最初に理由や経験談を書いて、段落の終わりに「つまり、私が言いたい事は○○である。」と構成するのが一般的ですが、これは英文では適切な構成とは言えません。その為、文章に対する発想を日本文から英文にシフトしないと、英文ではよろしくない構成の文章になってしまいます。
実は、この点を留意していなかった為に、英文で書いた出願用のエッセイがひどい事になった経験があります。。。添削してもらった先生に「日本語の感覚で書くな!」と言われたくらいです。


当然、TOEFLのwritingもこの形式に従います。ウェブサイトや参考書によると、この構成がきれいに出来ていると点数の評価が高いそうです。参考にしてみて下さい。








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再び更新が1ヶ月空きました。なかなか頻繁に更新するのが難しい状況ではありますが、少しずつ頻度はあげる努力はしていきます。



前回に引き続き、英語の勉強法(reading)について書いていきます。


readingの力をつける上で、単語と平行して勉強したいのがgrammar(文法)です。日本の英語学習は文法中心なので、ここでつまづく人はそこまで多くはないと思いますが、それでも文法は何度も繰り返しやって損はないと思います。

文法の中にはadjective clause, noun clause, adverb clauseといった形式的に応用するものもありますが、modal, article, time context といった文章の意味を考えた上で使わなければいけない文法は何度も繰り返しやって身に付くものだと思います。大まかに意味を使う上では大きな問題にはなりませんが、細かいニュアンスや違いを使い分けるには外せない部分でもあります。


個人的な意見になりますが、TOEFLで使われる文章の中には多くの省略形が含まれている傾向があります。私の場合、ある時期この部分について授業で学んだ後にTOEFLの文章を読んだら、この部分が理解出来ていなかったせいで文章の意味がスムーズに掴めなかった事に気づきました。

例えば、 I saw a man standing over there. といった具合です。これの元は、I saw a man (who is) standing over there.となります。こういった省略形は決して引っ掛けではなく、日常よく使われる表現です。会話でもよく出てきますし、ニュース等でもよく見かけます。これが分かると、文章のつっかかりが少し解消されると思います。

また、馴染みの浅いところでは、punctuation(カンマの打ち方等)も読んでいて混乱するポイントになりかねません。例えば、One of the dream team members, assembled from the team of NBA, was Michael Jordan. という文章を読んだ時に、人によってはカンマで挟まれた文章が何を意味するのかピンとこない方もいるかもしれません。これも、関係代名詞を別の形で表現したものです。元の文章は、One of the dream team members (who was) assembled from the team of NBA was Michael Jordan. となります。


TOEFLの場合、選択肢は意味が置き換えられたアンサーキーが用意されている場合が大半なので、文法よりも単語力がモノを言うのは間違いないでしょう。ですが、先々を考えた時に文法を正しく理解する事は、インプット(reading, listening) だけでなくアウトプット(speaking, writing)にも深く関わってきます。文法は全ての要素に関わって来るだけに、やはり軽視は出来ないというのが私の意見です。


ほんの一例ではありますが、文法とリーディングの関わりについて紹介しました。








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前回の更新、1ヶ月前でした。。。にも関わらず足を運んで頂いた方には、大変申し訳ない気持ちと同時にありがたい気持ちでいっぱいです。


インターネットで検索をかけると、TOEFLや英語の勉強法は簡単に見つかります。恐らく、これから私がかく勉強法よりも実用的な勉強法もたくさんあるのは承知しています。
ですが、恐らく僕の勉強法が参考になる方も少なからずおられると思いますので、私の勉強法を僕の言葉でお伝えしようと思います。


まずは、全ての基本になる単語です。

リーディング、ライティング、スピーキング、リスニング。全ての要素の単語は関わってきます。正しい発音で覚える事、発音の方法、そして意味。これらを的確に身につけていくことで、初めて”使える”英語として扱えます。日本では、日本語訳して意味を覚えていく事が主な勉強法ですが、これではいざアウトプット(喋る、書く)時に日本語を喋る様にすぐに返したり、意味の違いによる微妙なギャップが生まれてしまいます。その為、英語は英語で覚える事が使える英語の第一歩と言えると私は考えています。



その第一ステップは、単語を英語の意味で覚える事です。その主力となるのが英英辞典です。
例えば、「utilize(使用する)」という単語をある英英辞書で調べると、「To put to use, especially to find a profitable or practical use for」と出てきます。類義語を調べると、「use」が出てきます。
初めは、utilize=useの感覚で覚えていってもらっていいと思います。大まかな意味を掴めばスピーキングやライティングの場面で意味を間違って使う事はほとんどありません。

次のステップは、細かい意味の違いを知る事です。
根本的には意味は一緒ですが、日本で「使う」と「使用する」のニュアンスが若干違うのと同じ様にこの2つの単語も使う場面が異なります。辞書によっては、utilizeを調べると(formal)という表示があります。これは意味の通り、フォーマルな場面で使用されるという意味です。まさに、日本語の「使う」と「使用する」と同じような扱いです。
そのため、utilizeはよく論文等で目にします。このような違いを理解する事で、より適切な場面で単語を使い分ける事が出来ます。


最初は、英英辞書で引いた時に、説明で分からない単語を更に英英辞書で引く、という事が頻繁におこります。この作業はしんどいですし、かなり苦痛でもあります。しかし、この時期は必ず必要でここで英英辞書を使う癖をつけてさえしまえば、ある時期から英英辞書でも日本語の辞書を引くような感覚で意味を調べられる様になります。最初が一番大変ですが、一番大事な時期でもあります。ここで英和辞書を引きたい気持ちをグッとこらえて英英辞書を引き続けることが、”使える英語”を身につける大事な時期だと私は考えています。



まずは、基本的な考え方をお伝えしました。

次回はもう少し細かく説明を加えていこうと思います。



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これまで、私は2つの大学の語学学校(ELI)に通いました。ひとつは、フロリダ大学(University of Florida)、もうひとつはテネシー大学(正確にはノックスビルキャンパス)(University of Tennessee in Knoxville)です。


アメリカの学生スポーツが好きな方、南アメリカに住んだ経験のある方はご存知だと思いますが、この両者はかなりのライバル関係にある大学なのです。つまり、テネシー大学に来た私は、犬猿の仲のフロリダ大学から来たヤツ、という事になるのです。それを知ったからといって仲間はずれにされる、といった極端な事はありませんが、この背景を知ってる為なかなか言いづらいトピックである事には間違いありません。。。



前置きはここまでにしておき、本題のELIの比較に入ります。

まずは、学費
UF 約$3900(3ヶ月半)
UT 約$2000(2ヶ月)
純粋に値段と期間の関係で見ると、若干UTの方が割安と言えそうです。

次に授業の特徴(両者とも1クラス50分授業)
UF
 1クラスにおける生徒数は13ー15
 Grammar(1クラス)、Listening/Speaking(2クラス)、Reading/Writing(2クラス)が月曜日から金曜日まで。(但し、Listening/Speakingは金曜日はなし)
 クラスルームは、大学内の建物の一室を使う。通常は教育学部の建物で行われる。


UT
 1クラスにおける生徒数は10人前後
 Grammar(1クラス)、Listening/Speaking(1クラス)、Reading(1クラス)、Writing(1クラス)が月曜日から金曜日まで。加えて、elective class(選択授業)の枠が週に2回ある。
 クラスルームはELI持ちの建物で基本行われる。建物も教室も基本小作り。



その他について
UF
 施設費が含まれていないため、キャンパス内のジムを利用するには別途で施設費を払う必要あり。
 町の中を走っているバスは、学生証を見せれば無料で乗れる。本数も充実しており夜も走っている。
 アドミッションがしっかりしているため、書類関係の手続きは割とスムーズで丁寧。
UT
 施設費が含まれているため、キャンパス内のジムを正規の学生同様使用する事が可能。
 町の中を走っているバスは、セメスターパスを買うか料金を払う必要あり。本数は少なめ。無料のトローリーは走っているが、キャンパスとダウンタウンを結ぶ程度。
 アドミッションが小規模のため、書類関係の手続きがいまいちな時がある。

最後に、授業の質について。
これは、主観ではありますがUTの方が授業の質はいいように感じます。理由は先生の違いが大きいと思われます。UTはDrーと呼ぶ先生が多数おり、つまりPhDを持っている先生が多数指導しています。その為、十分な訓練を受けた人による授業を受ける事が出来ています。
対してUFですが、そこまで悪い訳ではないのですが、UTと比べるとやや劣る印象があります。



主観も混じりましたが、以上が比較になります。何かの参考になれば幸いです。