今日は
我らが(?)トレチノインの登場です。
ピーリイングとの違いは
その作用する部位(深さ)です。
トレチノインは
正式名はall-trans retinoic acidで
ビタミンAの誘導体です。
ビタミンAは脂溶性ビタミンに分類され、
皮膚からの吸収が大変よいとされます。
(ちなみにしみに効くと有名なビタミンCは水溶性なので
皮膚からはほどんど吸収されません)
これを皮膚に塗ると...
上の図の緑で囲んだ部分すなわち
基底層という皮膚を作り出す部分に
直接作用し、細胞分裂を活性化させ、
どんどん皮膚を再生させます。
ちょうど皮膚に傷ができたとき
その傷とその周囲が少し赤くなって
どんどん皮膚が再生する
そんな状態に似ています。
それだけ積極的に細胞を再生させれば
皮膚に停滞している色素沈着している皮膚は
下から徐々に押し出されて
角質層へ押し出され
ひいてはしみがとれる
っという具合です。
次はハイドロキノンについてですかねえ
今日は
ケミカルピーリングと
トレチノインの違いを
解説してみます。
まずは
ピーリングから
文字通り
chemicla(化学的に)peel(剥がす)
ってことで
酸などを使って皮膚の角質層を剥がすってことです。
上の図で緑に囲った部位すなわち
角質層にのみ作用して
溜まった角質をやや積極的に剥がしていきます。
皮膚の28日周期といわれる再生(ターンオーバー)は
年齢や紫外線の刺激などで徐々に遅くなり
30日、35日となるにつれ角質層が堆積し、
さらにターンオーバーが遅くなり
色素沈着した皮膚が多くなってくるため
しみが目立つようになります。
これら堆積した角質層は...
ニキビの原因になったりもします
なお
某クレ○ラシ○の宣伝なんかで
ニキビの栓(角栓)をとって治します。 みたいなのありますが...
基本的に石鹸で角質は取れません。
よごれや皮脂をとってくれるだけです。
ピーリングは
これらの角質層を
積極的にとることで
少しでもターンオーバーを早くできないかと
期待するものです。
ただ
角質層だけに効かせるので
奥の基底層という皮膚を再生させる部分に
大変積極的に作用するってものではないんです。
じゃあ
もっと深い層まで剥がしてはどうかって?
たしかに...
外国では
deep peelなんて
強い酸や、焼きごてなんかを使って
焼いてしまう荒技もあるそうですが...
これを日本人(黄色人種)に行うと
傷ができてしまい、
それがしみを助長したり、下手すると傷跡になったりと
大変なことになります。
アングロサクソン系の人たちなどは
皮膚が丈夫とのことです。
今日は
こんなとこまで
次回はトレチノインの原理についてにする予定です。


