テニス上達の近道 〜間違った努力をさせない〜 -7ページ目

テニス上達の近道 〜間違った努力をさせない〜

せっかく頑張って練習しているのに、それが「間違った努力」だとしたら上達どころか、変なクセがついたり、怪我の原因にもなります。そうならないために「正しい努力」の方法を配信しているので、現役プロテニスコーチである私と一緒に最短での上達を目指しましょう^^


今日は、先日嬉しいご報告をくださった方の、
試合を通して上達された本質についてお話ししたいと思います。


その方は女ダブの大会で2位トーナメントを優勝され、
さらにその後、初級ミックスの草トーでも優勝されました。


結果だけ見れば「好調だった」「調子が良かった」
片付けられるかもしれません。


ですが、
私が本当に価値を感じたのはそこではありません。


詳しい解説の前に、
まずはいただいた感想をご覧ください。

--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): Y
■性別(フリー02): 女性
■年代(フリー03): 56~60歳
■テニス歴(フリー04): 約15年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): その他
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合わせ内容(フリー08): 報告
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Yさんのご報告】


試合の結果報告です。
先週は女ダブ(新体連)の試合でした。


結果は2位トーで優勝でした。


トーナメントの1回戦。


リードしてたのに逆転されましたが、
耐えて再度逆転して勝ち切れました。


痺れるようなポイントが続きましたが、
ペアも相手の後衛も。


どちらも入れにいってたので、
ここは出るしかないとポーチに出まくって勝ちました。


今までなら、逆転されると
ズルズルいってところを耐えられたのが、
大きな収獲でした。


決勝は、さらに自分のプレーがよくなり、
何をしても決まるような状態になって勝てました。


個人としてもペアとしても、
成長したなと感じた1日でした。



そして今日は初級ミックスの
草トーに出て優勝しました。


プライベートレッスンで教えていただいたとおり、
下半身で溜めて打つことを意識して取り組んだ結果が出てきてるようで、
ストロークの質が上がり、相手が嫌がってるのがよくわかるようになりました。


また、よろしくお願いします。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

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Yさん

スリーです^^

優勝おめでとうございます!


ドンドン成果が生まれているようですね。


しかも、しっかり経験を積み重ねた上で、
実力が高まった結果、勝利しているように見えます。


これは紛れもなく地力が上がっての勝ちなので、
次の試合にも活きてきますね!


ポーチに出るタイミングや、
耐える時間帯の見極め、そして勝ち切る強さ・・・


これらは経験しないと見えてこない力なので、
この感覚を忘れずに次の試合でも再現できるように
練習から調整していきましょう!


直接プライベートレッスンで行ったストロークも
試合で使えているということなので、私も嬉しいです。


なかなか立て続けに優勝という経験は
私もないので、羨ましいですよ!


今はこの喜びをかみしめて、
また次の喜びに向けて頑張ってくださいね!


嬉しいご報告をありがとうございました^^


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


私が今回の試合で一番価値があると感じたのは、
「逆転されても崩れなかったこと」です。


リードしていた展開から逆転されたという話は
試合ではよくある流れですが、多くの方はここでメンタルが揺れます。


「まずい…」
「また同じパターンかもしれない」
「落ち着こうと思うほど硬くなる」



こうしてプレーが消極的になり、
流れを渡してしまう。


Yさんも、以前ならズルズルいっていたとおっしゃっていました。


しかし今回は違いました。


崩れなかった。


ここが大きな成長です。


崩れない人は、特別強い人ではありません。
崩れそうな状況でも、自分のやるべきことに意識を戻せる人です。


Yさんは相手の様子を冷静に見ていました。


「どちらも入れにいっている」


そう感じ取れたからこそ、
「ここは出るしかない」とポーチに出る判断ができた。


これは勇気というより、「観察力」です。


感情ではなく、状況を見ている。
焦りではなく、選択をしている。



この違いが、試合をひっくり返しました。


さらに決勝では「何をしても決まる状態」になったとのこと。


あの状態は、
偶然訪れるものではありません。


自分のプレーを信じられているときにだけ起きます。


そしてその信頼は、日々の練習の中で
「これでいい」と思える感覚を積み重ねた人にしか生まれません。


特に印象的だったのは、ストロークの変化です。


下半身で溜めて打つ意識が定着し、
ボールの質が上がったことで、
相手が嫌がっているのが分かるようになった。


これは単に威力が上がったという話ではありません。


「自分のボールが通用している」という手応えが、自信を生みます。


自信は、強気を生みます。
強気は、判断を速くします。
判断の速さが、プレーのキレを生みます。



その循環が起きていたのでしょう。


Yさんは『超テニス塾plus』の塾生さんでもあるので、ずっとやり取りをしてきましたが、
ここにきてプレーの質は上がり、試合での対応力も上がり、「成長した」と自分で
感じられる状態になっています。


ここに、私は大きな意味を感じているのです。


上達とは、
派手なショットを打てるようになることではありません。


・流れが悪いときに耐えられること
・相手の心理を感じ取れること
・自分のボールを信じられること



こうした「見えにくい部分」が整ったとき、
結果は後からついてきます。


今回の優勝は、単なるタイトルではありません。


「私はもう崩れない」という経験を
手に入れた日だったのだと思います。


この経験は、次の試合でも必ず支えになります。


そして本当の強さとは、
こうして積み上がっていくものなので、
これからも自分の信じた道を進み続けて、
最高のテニスライフを送っていただけたら嬉しいです^^

 

 

では!

 

 

スリー

 

 

先日、弟宅に遊びに行きました。

その際にお土産でケーキを買うのですが、いつものお店が定休日だったので、大学時代のテニス部仲間のグループLINEにお勧めケーキ屋店を聞いてみましたよ。

すると、1人のメンバーから行きつけのお店の情報を教えてもらえたので、早速買いに行きました。

その甲斐あって、みんなに好評だったので、また利用したいと思います^^






もしあなたが「レシーブをテーマにレッスンをしてください」
と言われたら、どのようなメニューを組みますか?


多分、多くの方はサーブからの
クロスラリーを行うと思います。


私もサーブからのクロスラリーを組み込みますが、
その前に「習得してもらいたい技術」を入れるので、
練習の参考にしてください。


ちなみに、
最近行ったレシーブのレッスンメニューは
「サーブからのボレー対ストローク」です。


練習方法はシンプルで、
ボレーヤーにサービスラインの少し後ろに構えてもらい、
その人の前にあるサービスボックスに向けてサーブを打ちます。


そうなると、
ボレーヤーはハーフボレーで返球することになるので、
ブロックレシーブの練習になりますよ。



それ以降は本当にボレー対ストロークをすれば、
レシーブダッシュの流れにもなるのでお勧め練習法です。



この練習は、レシーブミスの大きな要因のひとつである
「引き過ぎ」を抑制することが狙いでもあります。


また、薄いグリップで返球するテクニックを養う際にも大いに役立つので、
一度あなたの練習に取り入れてみてください。


結局のところ、サーブはバウンドが高くなるほど、
返球するのが難しくなるので、上がりっぱなを打つことが
一番相手のサーブ力を落とす方法だと考えています。


スライスサーブやスピンサーブも跳ねて変化する前に触れば、
普通のサーブと変わりません。



ただ、ハーフボレーで打つようなタイミングで
レシーブを打つのは難しいので、何度も練習してください。


これはどのショットにも言えますが、
練習しないと実戦で使えません。


練習メニューはその助けをしてくれるものなので、
何度も取り組んでは、コツや自分がいつでも再現できる根拠をつかみましょう。



特に、テニスはサーブとレシーブを必ず打たなければならない
必須ショットでもあるので、時間を多く割く必要がありますよ。


また、今回紹介した練習法はボレーの練習にもなりますし、
ボール出しのサーブにスピードや回転などの変化を入れたら
難易度を上げられるので、ドンドンあなたなりに工夫してくださいね^^

 

 

では!

 

 

スリー

 


 


世界中のトップアスリートがたった一瞬のために、
何年も準備を重ねてきた夢の舞台である
ミラノ・コルティナ五輪が終わりました。


どの競技も勝負はほんの数分、あるいは数秒。


歓喜と涙が交差するあの瞬間を見ながら、
改めて感じたことがあります。


あの「数秒」の中にあるものは、
特別な才能だけではないということ。


そこにあったのは、
「積み重ねの再現」でした。


大舞台だから急にすごいプレーが出るのではない。
大舞台でも、いつも通りを出せるかどうか。


これはテニスもまったく同じです。


試合の大事な1ポイント。
40-40。タイブレーク。相手のマッチポイント。



その瞬間に必要なのは、
新しい技術ではありません。


「いつも通り振れるか」
「いつも通り判断できるか」



それだけです。


オリンピックに出る選手も、
私たちもやっていることの本質は変わりません。


毎日の練習で自分のフォームを整え、
ミスの理由を理解し感覚を言葉にしていく。



それは派手ではありません。
誰にも注目されません。


でもその積み重ねがある人だけが、
本番で「いつも通り」を出せる。


今回の大会を見ながら、
きっと多くの人が胸を打たれたはずです。


あの選手は、今日この瞬間のために、
どれだけ地味な反復を重ねてきたのか、と。


そして、
自分のテニスにも問いかけてみてください。


自分は本番で出したいプレーを、
日常でどれだけ再現できているだろうか。



特別な舞台は、
特別な人のためだけにあるわけではありません。


あなたのテニスにおける1ポイントも、
あなたにとってはオリンピックと同じ重さを持っています。



その1ポイントで胸を張って振り切れる準備を、
今日も少しだけ。



世界の舞台は終わりました。


でも、あなたのコートでの戦いは続きますので、
今回のオリンピックを通じて感じることを活かしていきましょう^^

 

 

では!

 

 

スリー