今、私が担当している実戦クラスの方々が、
年に2回しかない大事な試合に参加されています。
私も学生のときに大事な大会に出場していたので、
そこで勝つことがどれだけ大変なのかは分かります。
参加者は皆、勝つことを目標に日々練習してきているので、
そこで勝ち抜くことはかなり大変です。
私も最初の頃は全然勝てませんでした。
だけど、何度か試合に出ている中で「粘り強い」という自分の武器と、
「相手のナイスショットは続かない」という分析ができたことによって、
何をするべきなのかが見えてきたのです。
それからは相手にエースを取られても
「どうせ次は入らない」みたいな捉え方となり、
焦らず自分の粘り強いプレーに集中できるようになりました。
これまでは相手が強いボールを打ってきたら、
焦って強打で対抗していましたが、今思うとそれは
自分のテニスではなかったのです。
そう考えると、試合に勝てるようになったきっかけは、
「自分がどのようにポイントを取って勝てるのか」
を説明できるようになったからでしょう。
何となくプレーしていても勝ち切れません。
それより、自分がどういうプレーをしたら
相手からポイントを取ることができるのかを理解した上で、
それを本番で発揮するというフェーズに入らなければならないのです。
ある程度試合に参加していたら、
戦い方は見えてきます。
でも、
本番で自分の戦い方を実践するのは一筋縄ではいきません。
ちなみに、本番で自分の力を発揮するには
「フットワーク」が一番重要だと考えています。
足を動かすことは、これまでに練習で
行ってきたことを呼び起こすスイッチです。
なので、もし戦い方が分かっていても、
なかなか試合で勝てないのなら、次は足を動かすことによって
自分の力が発揮できるスイッチを入れる練習を行ってくださいね^^
では!
スリー