最近、高校時代のテニス部メンバーと去年から参加している
団体戦に向けて、今年も練習をみんなで再開しました。
普段はサラリーマンをしているメンバーがほとんどなので、
まずはブランクから抜け出すことが目標です。
私もテニスコーチとして、
言い過ぎない程度にアドバイスをしています。
そんな中、
ひとつ気付いたことがあります。
ほとんどのメンバーは去年から高校のとき以来の
テニス再開ですが、明らかに違う部分があります。
それは、
「伸びる人と伸びない人との違い」です。
ハッキリ言って去年もそうでしたが、
私たちの練習は週に1回もできません。
良くて月1です。
でも、
分かりやすく上達しているメンバーと、
そうでないメンバーに分かれているのです。
当然、現役時代の実力も関係している部分はありますが、
上達することによって逆転している人もいます。
ちなみに伸びているメンバーは、
・明確な目標を持っている
・密かにライバルを作っている
・わからないことがあれば質問してくる
・アドバイスを素直に聞く
・自己投資を惜しまない
例えば、
これらを実践できているメンバーに目標を聞いたら
すぐに具体的な答えが返ってきます。
印象的だったあるひとりのメンバーの答えは、
「高校時代にダブルスを組んでいたペアと1勝したい」でした。
だけど、そのペアは仕事でほとんど練習ができないので、
自分が圧倒的に上達して、勝利に導くと宣言していました。
ただ、現役当時はそのペアの方が実力が上だったので、
一緒に練習するときは、ペアのことをライバル視して練習しています。
そこでうまくいかなかったらバンバン私に質問してきますし、
それを素直に実践します。
また、技術的なことだけではなく、
ラケットやシューズの重要性を伝えたら、
すぐ購入していました。
そういう積み重ねが彼のモチベーションを高め、
彼はすでに現役時代より明らかに上達しています。
すでに現役時代のペアより上手いです。
反対に、興味深いことがあって、
彼のペアも色々アドバイスを聞いてくるのですが、
必ず「でも」や「ただ」という返事をしてきます。
自分の考え方を持っているのはいいことですが、
「とりあえず行動」というマインドがあまり感じられません。
なので、この2人を見て感じたのですが、
「自分の殻に閉じこもっていないかどうか」というのは、
結果に直結する重要なファクターだと気付きました。
これはすべてのことに言えると思うのですが、
ジョコビッチ選手の書籍にも書かれていた
「オープンマインド」であるかどうかです。
直訳すると「開かれた思考」です。
ジョコビッチ選手はツアーで戦う際に、
色んな国に訪れます。
そこで今まで知らなかった考えや文化に触れることによって
自分の思考が高まり、色んなことを吸収できるようになったと
述べています。
もしかしたら、
選手によっては自国の考えや文化以外、
なかなか受け入れられない人もいると思います。
しかし、
ジョコビッチ選手の活躍や、友人の上達を見ていると
自分の殻に閉じこもらずに、「オープンマインド」で
外に目を向けることが重要だと感じています^^
では!
スリー