昨年の筑波ラストランの帰り道に気づきました。

筑波からも富士山が見えるのですね。

地平線の向こうに見える富士山は何とも情緒的でした。

 

 

さて、本題に入ります。

ブレンボのキャリパーって引きづりますよね。

ZX-6Rのニッシンキャリパーは全く引きづりませんでした。

ところが、CBR1000RR-Rは納車時から明らかに引きづり気味。

パッドをZCOOに変えたら更に引きづりが酷くなりました。

もちろんピストンが固着しているとか、そんな状態ではありません。

先日も2000km走行で2回目のメンテナンスを行ったばかりです。

パッドは新品、キャリパーも新品同様の状態です。

それでも、現状走行後にフロントを持ち上げて手で回すと1回転もしません。

押し引きでも明らかに抵抗を感じるほどで、シャーと摩擦音が聞こえます。

 

いったい何が原因なのかいろいろと調べてみましたがさっぱり分かりません。

最新のリッターSSは各メーカーともにブレンボ装着率が高いです。

そこでお山仲間のGSX乗りに聞いてみました。

すると、同様に引きづりが酷いと言うではありませんか!!

やはり、私だけが思っていたわけではなく、事実ブレンボは引きづるのです。

 

でもね、これが不思議で、サーキットやお山を走っていて問題になるようなことはないのです。

例えば、本当に引きずっていたら、サーキット走行などで連続して大きな負荷がかかり続ければ、ディスクやキャリパーが熱を持ってフェードしてしまいます。

ところが、走行後のディスクやキャリパーが必要以上に熱を持っているとか、走行中にフェードしてブレーキが効かなくなるようなことはありません。

 

んっ? では、いったいなぜ引きずるのか??

 

実はお仲間のGSX乗りさんに質問した際、実に興味深い回答もいただいていました。

「パーツクリーナーをキャリパーとディスクに吹いて清掃すると引きづりが改善するよ」と。

そのときは、「へ~」程度に聞いていたのですが、後からそれを思い出し、パーツクリーナーではなく、先ずはマイクロファイバークロスでブレーキディスクを水拭きしました。

一見すると清掃前も後も大した変化は感じられません。

ところが、ディスクを拭いたクロスはこれでもかってくらい真っ黒になります。

べったりとブレーキダストがへばり付きます。

へばり付いた汚れは水洗いしても落ちません。

その汚れがクロスにつかなくなるまで拭き続けます。

すると、ディスクが綺麗になるほどに引きずりが改善していきます。

フロントアップしたタイヤを手で回すと2回転ほどするようになりました。

 

この結果から推察するに、ブレンボキャリパーは高性能がゆえに遊びが少ない、よってブレーキダストによる汚れだけでも抵抗となる。

回転の抵抗になっている要素は遊びの少なさと、ブレーキダストなので実際の走行中は問題にはならない。

更には、遊びの少なさはダイレクトな操作感となる。

 

こんなところでしょうか?

 

ただね、ブレンボパッドよりも、ZCOOパッドの方が明らかに引きずるのです。

これはパッドの特性によるものなのでしょうか?

メーカーに質問してみます。

 

ブレーキとは関係ありませんが、真冬のトレーニングはこれに限ります。

健康管理とともに、極軽量のロードバイクはオートバイの練習になるのです。

自転車が下手な方はバイクも下手です。

そんなわけで、元旦から走りました。

休日は人や自転車が多くて走りにくいサイクリングロードですが、元旦の朝は流石にガラガラでした。

気温が低く、走り始めは指先が冷えて痛くなるほど、ところが日が高くなるにつれて汗ばむ気温に。

年の初めから気持ちの良い汗をかくことができました。

 

実はCBRでも走り初めをしました。

フューエルワンを買うために行ったのですが、やはり元旦はお休みでしたね。

冬場で長く乗らない時期はタンクにフューエルワンを入れます。

するとガソリンの劣化を防ぐことができるのでお勧めです。

 

ですが、今年はシーズンオフがないかもしれません。

筑波の気温しだいでは1月でも十分はしれるかな、なんて考えています。

タイヤウォーマーとパワーカップ2があれば冬でも怖くはありません。

 

この日、気温2度の中で走り始めましたが、止まった際にタイヤを触るとしっかり温まっていました。

走行中も一切不安な感じはありませんでした。

走行前はカチカチで、極端に三角減りになっていますが公道を走る分には問題なし。

しかも逆履き。

ミシュランパワーカップ2恐るべし!!

 

ところで、1月の筑波ってどうなんでしょう?