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ぶたおのブログ

日々学んだことを記録します。

先日のブログで、今後のプランについて悩んでいる旨の内容を書きました。

 

・会計士受験経験のある複数の友人・知人の意見

・各種ブログの内容、

・今後の自身の勤務状況等

・自身がやりたいこと

 

をベースに色々と考えた結果、公認会計士試験に臨むことにしました。

 

短答式試験は独学で臨みます。目標は2019年5月の短答式試験です。

論文式試験は予備校のWEB講座を活用します。目標は2020年8月の論文式試験です。

 

引き続き頑張ります。

Butaoです。

本日は、簿記論&財務諸表論の勉強方法について記述します。

一回では書ききれないので、今日は全体像を示します。

 

■1.前提条件

以下の状態における取組であることを先にお伝えしておきます。

 1.2016年12月から簿記論、財務諸表論の勉強を開始(独学)

  ‐開始時に既に日商簿記1級の資格は取得済みの状態

 2.2017年8月に簿記論、財務諸表論を受験し両方とも不合格。

 3.2018年8月に簿記論、財務諸表論を受験し両方とも合格水準の結果。

  (実際の結果は2018年12月14日にわかります)

 4.仕事はフルタイム(平均残業時間は5時間程度)(月残業時間は100時間程度)

 5.財務諸表論、簿記論共に独学

  ‐簿記論は4月開講のTAC直前講座(DVD通信講座)を活用したが、

    講義を一切聞かず答練のみ活用したので、独学とする。

 

■2.使用したテキスト類

■3.勉強の進め方全体像

 

 

上記は全体像です。

『text』で書かれている番号が、『■2.使用したテキスト類』の番号と一致します。


詳細(緑で示した1、2、3、4)については、後日説明していきます。

 

■4.戦略(リソース配分)

簿記論、財務諸表論の同時合格の肝は、第3問攻略にあります。

一見すると、財務諸表論の理論暗記が大変そうに見えますが、

実はあまり差がつきません。

いかに第3問で安定的に高得点が取れるようにしていくか、を考えることが重要となります。

 

■5.投入時間

合計勉強日数は614日(2016年12月1日~2018年8月6日)

合計勉強時間は簿財併せて約1,300時間(2016年12月1日~2018年8月6日)

1日あたり平均勉強時間は2時間10分程度

 

日商簿記1級合格をスタート台とするならば、相当時間がかかってしまったなという印象です。

試験が1年に1回しかないこともあり、落ちると追加で1年分勉強時間が積みあがるので、こういった結果となります。

butaoです。

 

2018年4月末から7月末まで、TAC簿記論の直前答練をうけていましたので、

その結果をお伝えします。

 

 

黄色部分は、上位30%以内に入った回であり、答練2と答練5のみが上位30%以内となりました。

他のブログなどを見るに、上位30%以内に入ることが、合格の目安だといわれているようです。

私は、とにかく凡ミスが多く、成績も激しく上下していました。

 

自身のミス(失点数もあわせて)を記録し、すぐ見れるところに張り付けておき、

自身がどのような傾向で、いかに愚かなミスをしているのか、自身に刷り込ませました。

その結果が、凡ミスの数を減らすことにつながったように思います。

ご無沙汰しております。

butaoです。

 

8月7日(火)に、

 

平成30年度(第68回)税理士試験 

 

を受験してきました。

自己採点結果を出しましたので以下に記載します。

 

■簿記論 自己採点結果

TAC基準 58点(ボーダーライン44点 合格確実ライン55点)

大原基準 45点(ボーダーライン42点 合格確実ライン50点)

LEC基準 51点(ボーダーライン47点~51点)

 

■財務諸表論 自己採点結果

TAC基準 65点(ボーダーライン57点~65点 合格確実ライン66点)

大原基準 66点(ボーダーライン58点 合格確実ライン66点)

 

***

※予備校の基準は、2018年8月11日12:38時点のもの。

 

ということで、おかげさまで何とか合格してるんじゃないかな?

と思える水準となりました。

 

次のアクションを悩んでいます。

以下どちらのプランにシフトするのか、早いうちに決めたいです。

 

■プラン1.来年に消費税法(法人税法?)受験⇒大学院(通信)⇒税理士へ

 

■プラン2.会計士試験にシフト(短答 財務免除)

・管理会計は簿記1級で勉強済みのため、企業法と監査論を新たに勉強

・とりあえず短答合格を目指す。

・合格次第、論文式試験を頑張り、2年~3年程度かけて論文式合格を目指す。

ご無沙汰しております。

豚男です。

 

昨年度に引き続き税理士試験 簿記論、財務諸表論の勉強を続けています。

本日は2018年6月17日(日)に受験したTAC模擬試験の結果が返ってまいりましたので、

ここに近況報告いたします。

 

簿記論…53/100 A判定(合格可能性70%以上)

財務諸表論…65/100 S判定(合格可能性90%以上)

 

 

 

昨年度は、簿記論、財務諸表論共にB判定でした。

財務諸表論の理論暗記にびびり、時間を投入しすぎて失敗しました。

昨年の失敗後に、簿財の肝が第3問(総合問題)の攻略であることに気づき、

半年ほど集中的に訓練していますので、その効果が少しは現れていると思います。

 

引き続き気持ちを引き締めて頑張ります。

 

簿記論、財務諸表論双方において、

総合問題の処理スピードが遅いことが今の私の問題です。

いかにすれば正確性を維持しつつ、早く解けるか?という課題を考えた時、

解決策として同じ問題を繰り返して解くという方法がよく挙げられます。

 

しかし、なぜ同じ問題の繰り返しが効果があるのかについて納得考えられないので、

今まで新しい問題を解くことを重視していました。

 

しかし、以下の記事は同じ問題を繰り返し解く意味合いについて、

今まで見てきた記事の中で一番しっくりきます。

同じ問題の繰り返しの演習を行ってみようと思いましたので紹介します。

 

皆様あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

2017年(平成29年)8月に行われました平成29年度(第67回)の税理士試験ですが、

結果が12月に届きましたのでお知らせします。

 

■簿記論

 不合格(判定B)

 

■財務諸表論

 不合格(判定A)

 

簿記1級に2016年11月に合格し、2017年8月の試験でしたので、合格可能かと考えましたが現実は厳しかったです。

敗因は勉強時間のリソース配分です。理論対策を重点的に行いすぎました。

総合問題対策など計算に重点を置くべきでした。

 

上記敗因を踏まえ、9月頃から勉強を進めています。

理論の暗記状態をキープしつつ、簿記論を中心に計算の練習をしています。

 

今の悩みは、総合問題のスピードが上がらないことです。

どうすれば攻略できるのか、暗中模索ですが、地道にやり続けることで光が見えてくると思います。

 

また来年2018年(平成30年)の合格に向けて頑張ります。

 

豚男です。このブログを始めてから、はや5年が経過しました。

時が経つのは早いものですね。

 

簿財の勉強を始めてからは、11ヶ月が経過しました。

H29年度試験は今年は手応え的には絶望的でしたので、来年を見据えて頑張っています。

 

しかし、税理士試験のコスパが悪すぎるので、監査論にも手を出しています。

(将来的には、公認会計士試験を受けるため)

 

あとは管理会計の本も読んでます。すごく毎日が楽しいです。

引き続き楽しく勉強し、それを仕事にもつなげていきたいです。

 

最近は仕事についても管理会計領域に自身の専門性を絞っています。

以下のプロセスを経ているところです。

 

1.管理会計が好きだと周囲に公言する。勉強して資格も取る。(約1年かかる)

2.「こいつは本気だ」と周囲に気づいてもらえ始める。(約1年かかる)

3.管理会計領域の仕事がまわってくる。

 

★今は3と4の間くらい★

 

4.仕事頑張る。評価される。

5.管理会計といえば、◯◯という認識が社内に広がる。

6.仕事は引き続き頑張る。書籍や記事を書く。

7.社外からも評判になる。

8.本を書く。その道で有名になる。仕事がもっと楽しくなる。

9.楽しく、仕事を続ける。お金も儲ける。

 

***

 

管理会計の仕事は面白いです。勉強も面白いです。

 

2014年度までは地獄のような毎日でしたが、15年度、16年度、17年度は毎日が楽しく仕事しています。

終電帰りでも仕事が楽しければ苦にならないです。

 

こんな日々が続くといいなと、感じている日々です。

 

今日は勉強方法を書きます。
こうすればよかったな・・・という勉強方法ではなく、
実際の勉強の方法を書いていきます。
 
使った教材は以下です。
 
①.スッキリわかる日商簿記1級×8冊
②日商簿記1級過去問題集 出題パターンと解き方 2015年6月対策
③全経簿記上級 過去問題集 出題傾向と対策 15年7月・16年2月試験用
 
■STEP1.内容理解編(2014.12-2015.3)
 
○商業簿記・会計学
 
①の基本例題を3周読みます。
後半についている練習問題は使用しません。
中途半端なレベルの問題だったので解くだけ時間の無駄と判断しました。
 
1周目は理解を心がけて読みます。
2周目も同様です。3周目に向けて覚えることを意識します。
3周目で、基本例題を見れば答えを言えるか確認します。
 
○工業簿記・原価計算
 
1周目は理解を心がけて読みます。
2周目も同様です。
3周目も同様です。
 
■STEP2.過去問演習編(2015.4-2016.7)
 
②を解きます。16年分です。
全然解けませんが、1年分を4時間かけて解いて、
4時間かけて復習していました。
 
ここで演習の途中で簿記1級の初めての試験を迎えて53点前後で不合格。
 
続いて③を解きます。
 
同じく全然解けませんが、1年分を4時間かけて解いて、
4時間かけて復習していました。
 
ここで演習の途中で全経上級の初めての試験を迎えて250点前後で不合格。
 
■STEP3.過去問研究編(2015.7-2016.5)
 
○商業簿記・会計学
 
過去問②を集中的に解きました。過去問の2週目に入りました。
 
過去問②を解いた内容で分からなかったこと、
テキスト①で取り扱っていないことを①に転記しました。
 
今振り返るとテキスト①は簿記1級に受かるには内容が不足しすぎです。
途中で挫折することはない分量ではありましたが、過去問に挑むには貧弱すぎる分量でした。
 
テキストで取り扱っていない過去問の内容について、
パターン認識のような浅い理解になってしまい応用力がなかなかつかなかったのです。
(そしてそれは連結会計について特に言えます。)
 
他のテキストを使ったことが無いのですが、
短時間での独学合格を目指す人はもう幅広い内容を扱っている参考書を、
使用したほうがよいと考えています。
 
○工業簿記原価計算
 
過去問②をひたすら解きました。
商業簿記のような転記はしていませんでした。
 
工業簿記・原価計算はどのようにPDCAを回せば得点力がつくのか、
いい案が浮かばなかったためです。
 
なので、砂上の楼閣のように過去問を解いていました。
 
■STEP4.内容理解編(2015.7-2016.5)
 
STEP3とSTEP4は行ったり来たりを繰り返しました。
 
○商業簿記・会計学
 
STEP3で転記した内容(問題)も含めて、テキストの基本例題を何周も確認します。
以下のスケジュールです。
 
平日:1時間
 テキストで基本例題と過去問②の転記問題確認
 おもに通勤時間(電車内)
 
休日:4時間
 1年分過去問演習、テキストへ転記
 
○工業簿記・原価計算
 
テキストで覚えるべき個所を明確化し、リスト化しました。
直接原価計算の原価費目の分類などです。
覚える箇所は少ないので、A3で2ページ(100行ほど)に収まりました。
 
他には、たまにテキストを見返すだけです。
 
平日:1時間
 暗記リスト確認
 おもに通勤時間(電車内)
 
休日:4時間
 1年分過去問演習
 
これを繰り返します。
 
ここから主に商業簿記会計学について勉強のPDCAが高速で回り始め、
実力がついている感覚を得ることができるようになりました。
(あいかわらず工業簿記・原価計算は暗中模索)
 
そして勉強開始からちょうど1年ほど経過して、
挑戦2回目である2015年11月の簿記1級の試験では、
合格の自信が芽生え手ごたえを感じましたが、
67点で3点足りず不合格でした。
 
ここでモチベーションは一気に落ちました。
 
■STEP5.工業簿記・原価計算覚醒期間(2016.5-2016.6)
 
2016年の5月に工業簿記・原価計算の暗中模索状態から、
PDCAを回すためのいい勉強方法がやっとわかりました。
 
マインドマップツールであるxmindを使用して、
企業の年間の会計業務をフローチャート化して、
テキスト①のうち工業簿記・原価計算のテキスト4冊分を、
フローチャートに紐付けました。
 
例えば以下の形(イメージ)です。
実際はもっと細かいです。A3縦で5枚です。
 
1.中期経営計画の策定
 1-1.構造的意思決定
2.年度計画の策定
 2-1.利益目標の設定
 2-2.目標売上高の決定
 2-3.費用の決定
  2-3-1.費用管理方法の決定(標準原価計算…)
3.結果分析
 3-1.営業利益予実差異分析
 3-2.原価差異分析
4.原価差異の配賦計算
 
次に、このフローチャートに対して、
過去問で解いた内容で間違えたポイントを肉付けしていきます。
例えば、原材料の受入価格差異の配賦のについて期末原材料への配賦を忘れたのであれば、
 
「4.原価差異の配賦計算」の該当の箇所に赤文字で、
 
「期末原材料への配賦を忘れた。全額売上原価にする差異でも、材料受入価格差異は期末材料にも配賦する」と書きます。
 
これを過去問を解くたびに続けていきます。
 
すると自身がどこで間違えやすいのか、赤文字で記載がたまっていくので、幾通りにも存在するパターン(予算or標準or実際、直接or全部、累加or非累加など)のうち、自身が混乱している箇所がはっきりとわかりました。
 
そして、同じ過ちをクリア返さないように意識できるようになり得点が向上しました。
 
この方は最初のフローチャートを作るところに50時間くらいかかりましたが、その時間を十分に回収できる効果があったと今でも思っています。
 
その効果を以下に記載します。
 
①忘れない
会社の業務の流れで整理したので、忘れません。
 
②忘れてもすぐ思い出せる
マインドマップA3縦で5枚見ればいいだけなので、工業簿記原価計算から離れていてもすぐに思い出せます。
 
③処理の本質が分かり応用力がついた
例えば、処理をフローチャートにしていく中で、連産品の配賦処理と累加法の会計処理が同じであることに気付きました。
 
言いたいのはテキスト①では、別物ののように扱われている内容について横並びで比較し、
どこが実は同じで、どこが本当に異なるのかを理解できました。
 
その過程の中で処理の構成単位が分かるので、どのようなパターンの組み合わせの問題が来ても対応できるようになりました。
 
④PDCAのCAが回り始めた
 
工業簿記原価計算は過去問で間違えた個所があっても、
その間違いが他にどのような問題で発生しうる過ちなのか分からない事が悩みでした。
つまり似た状況が発生した時に、以前の過ちをどう生かせばいいのか分からなかったという状況でした。
 
しかし型(業務フロー)を決めて、そこに情報を蓄積していくスタイルにより解決できました。
問題を解けば解くほど強くなれる状態を作り出せたことになります。
 
■STEP6.だらだら過去問演習期間(2016.6-2016.11)
 
2016.6の簿記1級にも落ちてしまいだらだらしました。
 
しかしSTEP5で述べた工業簿記・原価計算の勉強方法により、
2016.7の全経上級、2016.11の簿記1級に合格できました。
 
■最後に
 
私は中小企業診断士の資格を持っていますが、
工業簿記・原価計算の効率的な学び方は診断士の2次試験の学び方に似ています。
 
2次試験ではよくわからないケース問題を解きますが、
これも何が正解で何が不正解で、自身の行動にどう反映したらいいのか、
分かりにくい試験でした。
 
そこで私は2次試験は通信講座で勉強しましたが、
その通信講座であるMMCでは考える際の型を教えます。
 
その型に従い、問題文を分析し回答を考えます。
 
工業簿記・原価計算も同じです。
 
企業の業務サイクルがあり、その業務のサイクルの中で工業簿記・原価計算が組み込まれています。
 
その型を身に着けて、過去問演習という経験を踏まえて情報を集積していきます。
そして振り返り、難しい状況に対応できるように型自体を改善していくことで、得点力を付けていきます。
 
これは実務にも通ずることであり、実務の型がありその型をベースに失敗成功を繰り返していくことで、いいコンサルタントになっていけると、最近では考えています。
 
守破離のうち、OJTや資格試験は「守」であり定跡です。
実践のコンサルティングでは守は当然として、「破」で顧客をおっといわせる、価値を出していきます。
 
その「破」を繰り返していくと「破」は「守」になり、更なる高い次元で「破」を行っていくことになります。まずはその繰り返しです。足元をしっかりと。
 
以上