26歩 34歩 76歩 44歩 48銀 42銀
56歩 43銀 68玉 35歩 25歩 33角
78玉 22飛 58金右 32金 46歩…(Y)
向い飛車に備えて25歩を省いても、
35歩には25歩と決めざるを得ない。
(※次に32飛～34飛があるため)
32金に対して、今回は46歩と突く。
24歩 同歩 同飛 同飛 同角 22歩
同金 45歩 33角 44歩 同銀 31飛
41飛 同飛成 同王 36歩…(Y0)
後手は飛車交換してから、自分だけやりたい放題やろうとしている。
…もちろん、そんな我儘を通すわけにはいかない。
(単に45歩でも先手有利なのだが)
島先生の仰る通り22歩～45歩が本筋で、どう考えても先手優勢である。
仕掛けが無理なら囲うしかないが…
後手に72王の余裕すら与えず、36歩～47銀と仕掛けていくのが良い。
62王 36歩 同歩 47銀…(Y1)
・45歩なら55歩と止めてしまう。
34銀には、36銀から35歩や45銀。
46歩にも同銀～35銀で先手が良い。
・34銀なら38飛～36銀とぶつける。
25銀で歩損になっても気にしない。
三筋を制圧すれば、先手が充分だ。
※62王に代えて34銀なら47銀～36歩。
36歩を取らずに34銀でも、
47銀～38飛と指せば本譜に合流する。
24歩 36銀 25歩 同銀 45歩 55歩
46歩 24歩 14歩 34歩 44角 57金
13桂 46金 45歩 同金…(Z1)
銀を引きつけてから46歩と取り込むのが最強の対応だが、
「将棋・序盤のstrategy」にさりげなく掲載されていた手順が完璧だった。
24歩～34歩で敵陣を抑えておき、
14歩～13桂を無視して金を繰り出す。
次に45歩で角を殺されてしまうので、
後手は自ら45歩と打つしかない。
…それでも44金～54歩の筋が厳しく、先手有利といえる。
後手の王様が、あまりにも戦場に近すぎる。
p.s.
先に囲ってから35歩を突こうとしても、なかなかうまくいかない。
以下の進行はあくまで一例だが…
26歩 34歩 76歩 44歩 25歩 33角
48銀 32銀 56歩 43銀 68玉 22飛
78玉 62王 58金右 72王 57銀 35歩
46銀 34銀 26飛…(Xy)
次に36歩からの逆襲が厳しい。(36歩～26飛の方がスマートかも)
45歩と反発しても、33角成～55銀と躱されて後手がまとめにくくなる。
※評価【良し】【微妙】
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