午前3時ふと目が覚めた。
見えたのはケースに寝ている息子
その奥に旦那の寝顔が見えた。
微笑ましくなってずっと見つめていた。
私は起き頬を撫でたり手を握ったりしてた。
ごめんね…ごめんね…
と心でつぶやいてると自然と
涙か溢れてきた、声を押し殺して泣く
本当は泣き叫びたかった…
旦那がそっと私の手を握った
息子を見れるうちに全てを見ておきたい!!
私は口を開けたりまぶたを開けてみたりしてた。
光をみせてあげれなかった瞳を見た時…お腹の中でちゃんと育ってくれたんだね…
そう思った。
オムツも外してみた。緑色のウンチが出てた…可愛いおちんちんもちゃんとついてて、タマタマも触ってみた。
お尻も見ておきたい!!
と思って抱っこしてお尻もしっかり見て触って焼き付けておいた。
お尻見た時に頭が少し傾いてしまったらしく息子の鼻からピンク色の汁が出てた…慌てて旦那にふいてもらった…
ここまでしてる人はやっぱりあんまりいないよね…でもお腹の中で何も問題なく育ってくれた奇跡を悔いなく見て触っておきたかったから…
お尻からのウンチをふき取りながら
二人で「ママーダメだねー」「パパだってー」って話しながら穏やかな時間を過ごした。
寝れなくなった私は久しぶりに紅茶を飲もうと思った、でも私の部屋には電気ポットがなかった…無事に出産した人の部屋にはミルクを作るためなのか置いてあるらしい…
仕方なくカフェテリアまでお湯をもらいに行こうと入院してから初めて病室から出た…
廊下では隣の部屋の赤ちゃんの泣き声や分娩中の妊婦さんの声、産声が聞こえてきた…
足早にカフェテリアに行きお湯をコップに注いで戻る…赤ちゃんを引き取りに行ったママさんとすれ違った…
限界…涙を流しながら部屋についた。
「泣き声聞こえてきた…まだ今は聞くのが辛いよ…」と旦那にいい泣いた。
それからは食器の返却やナースセンターに行くときは旦那がかわりに行ってくれた。
午前7時
息子を取り上げてくれた助産師さんが様子を見に来てくれた。
バナナって食べちゃダメなんだね…
食べても1日半分にしてって言われた。
旦那がシャワーを浴びに家に帰った。息子をお見舞いに来た母と姉に頼み私もシャワーを浴びに行った。
鏡にうつる私の体はお腹はまだ少し出てるけど空っぽってわかる張りのないお腹になってた…
見るのが辛い現実だった…