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#2.高松宮記念とスプリンターズSの性質変化


↑の表は高松宮記念とスプリンターズSを時系列で並べてみました。
※1997年の高松宮記念は自分が調べ物に使っているデータベースでデータがありませんでした・・・
年度の横はテンの3Fのタイム,色は勝った馬の血統系統です。
馬名のは高松宮記念とスプリンターズSの両方で好走した馬です。

まずは高松宮記念とスプリンターズSの両方で好走した馬の傾向を探ります。
こちらも前記事で書いたように2003年を境に違いがあります。
2003年より前のスプリント界。血統で言うならサンデーサイレンスが走り出す前になります。
この頃はとにかく外国産馬がスプリント界で圧倒的な勢力を持っていました。
スプリンターズSなんて一時期は外国産馬を買っていれば簡単に当たる時代もありました。
外国産馬としてはブラックホーク・シーキングサパール・アグネスワールド・ワシントンカラー

そして2003年のサンデーサイレンスが走り出した頃からはサンデーサイレンス産駒しかいません。
ビリーヴ・デュランダル・アドマイヤマックス
この3頭に共通するのが母系がノーザンダンサー系(米国要素が強いタイプ)です。

ただ2003年以降サンデーサイレンスが走り出したといっても勝つのは高松宮記念ばかり。
スプリンターズSで勝ったのはデュランダルのみになります。
ここが高松宮記念とスプリンターズSの大きな違いになります。
この大きな違いの理由としてテン3Fのタイムの違いがあります。
高松宮記念の平均ラップが33.3。スプリンターズSが33.0
※スプリンターズSはカルストンライトオ&アストンマーチャンの時が不良馬場
スプリンターズSの方が明らかに速いです。
このテンの速さの違いがサンデーサイレンスが勝てるか勝てないかの違いになります。

高松宮記念はSS系が4連勝中ですが全てテンが33秒台。
スプリンターズSでデュランダルがSS系として唯一勝った時も33.3。
良馬場としては過去と比較してもかなり遅い部類になります。
テンが遅いと4角で馬群が密集し決め手勝負になります。そうなればSS系が強いのは当たり前?
またテンが遅くなると1200Mとしての「専門性」が失われます。
※テン・決着時計が速くなればなるほど「スプリント適性」が問われる
テン33秒台で勝ったSS系は純粋なスプリンターはほとんどいません。
※2008年の高松宮記念は決着タイムが速いので「専門性」あり
デュランダル・アドマイヤマックス・オレハマッテルゼ・スズカフェニックスがスプリンター???
ビリーヴやファイングレインはテンが速かったりレコードで走ったりしているのでスプリンター
まあこの点に関しては賛否両論あるかもしれませんが自分はこう思っています(笑)

スプリンターズSは最近は海外調教馬(MP系)が勝つように
昔の外国産馬が強かった頃に戻りつつあります。
ここ数年は4角先頭の馬が勝ちやすいようにとにかくダートのような単調な競馬になっています。
高松宮記念の進行ベクトルとは真逆です。

以上のように高松宮記念とスプリンターズSは求められる適性が異なります。
ただ今年の高松宮記念はレコード決着でかなりスプリント寄りだっただけに・・・
それでも上がりが異常に速かったようにスプリンターズSっぽいかと言われると???
どっちやねんというツッコミはなしでお願いします(笑)

前記事との関連性から言うと
スプリント適性が強く求められるのはスプリンターズS>高松宮記念
こんな感じですね。
スプリンターズSは文字通り「スプリンター」最強決定戦と思っています。

高松宮記念の成績(1998~2008)

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スプリンターズSの成績(1997~2007 ※2002は新潟開催のため除外)

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#1.スプリント血統の変革

まずスプリント界は2003年で血統的な変革が起きています。
それはサンデーサイレンス産駒が勝ち出した事。
それまではサンデーサイレンス産駒にとってスプリント界は鬼門でした。
それが2003年以降母系にノーザンダンサーの血を持ったスプリンター型のSS産駒が活躍。

何故こういう現象が起きたか?
それは馬場の高速化に尽きると思います。
↑の表の決着時計を見てもらえば分かると思います。

中山は2001年が馬場の変革期。
この年は京成杯AHでゼンノエルシドが1.31.5で走ったり
トロットスターがサクラバクシンオーのレコードを塗り替える1.07.0で走ったりと異常でした。
そして2002年は東京の馬場改修で新潟でスプリンターズSが行われました。
明けて2003年からサンデーサイレンスの侵攻が始まります。
良馬場なら1.08秒台前半で決まるのが当たり前になってきました。

中京は中山ほどはっきりしていませんがこちらも2003年を境に馬場の高速化が安定しだします。
良馬場なら1.08秒台前半で決まるのが当たり前になってきました。
2003年からSS系が4連勝中です。

とりあえず分かりやすく高松宮記念とスプリンターズSの決着タイム順の結果を↓に。

高松宮記念(決着タイム順)

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スプリンターズS(決着タイム順)

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ここで個人的な決着時計の考え方について
まず決着時計が速いと「専門性」が問われます。要は「スペシャリスト」です。
個人的には「血統」をベースに「競馬」を見ているので
スプリンターズSのレースレコードホルダーはトロットスター。MP系です。
高松宮記念のレースレコードホルダーはファイングレイン。SS系です。
両レースとも勝ち馬を出しやすい血統ですね。

MP系は日米のダートで主に活躍しています。
ダートで必要なパワー&スピードの持続力&絶対値に秀でています。

SS系は日本の芝で主に活躍しています。
芝で好走するために必要な軽快なスピード(瞬発力)に秀でています。

血統で言うならスプリンターズSと高松宮記念で求められる適性は真逆です。
まあこの部分は次の記事で詳しく書きます。
ここでは簡単に脚質に注目してみます。

スプリンターズSの勝ち馬の4角位置取り平均は4.1
高松宮記念の勝ち馬の4角位置取り平均は5.7
スプリンターズSは先行系・高松宮記念は差し系が有利です。
ダートは基本的に先行有利です。芝はダートほど先行有利ではありません。
まあ道中のペースでこれは簡単に変わるので参考までに(笑)
ただ血統&脚質のデータからは明らかに両GⅠの求められる適性の違いが分かります。
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上記は9/21終了時の中央競馬騎手を勝利数順に並べています。

自分は特別戦のみの馬券購入者なので特別戦の勝率を調べてみました。
全勝利数における「特別戦」「重賞」の割合を表示しています。
「特別戦」は30%以上、「重賞」は5%以上を「ピンク」で表示しています。

「センセイ指数」の名称の意味合いはあえて書きません(笑)
特別戦は大体9R以降なので「センセイ」は基本的に午前中で活躍します。
↑の数値が低い騎手ほど「センセイ化」します。
データを逆手に取ると「センセイ」午前中は「神」なので軽視は禁物です(笑)

データ的に特徴が顕著なのが減量J。
やはり減量の特典のない特別戦では「空気化」しています。
話題の大物ルーキー三浦Jも該当しています。
この辺りを乗り越えてこそ「天才」への道が切り開かれるのかと思います。

元祖?「天才J」こと武豊Jも今年はかなり特別戦・重賞で「空気化」しています。
個人的には残念な事ではありますが今後は思い切って「消す」パターンが多くなりそうです。
※特別戦で1着の可能性が低いので他の騎手を買った方がオッズ的な妙味もあり期待値が高まる

特別戦・重賞での活躍が目立つJはここぞという時に大胆な騎乗をする人が多いです。
やはり馬券を買う側としては「何かを期待出来るJ」に賭けたいです。

リーディング30位以下は個性が出まくりで「腕はいいのに営業下手」な騎手が目立ちます。
この辺りの騎手にもっといい馬が集まれば競馬も盛り上がるのにな~と思います・・・

参考になるかどうか分かりませんが「騎手データ」書庫を新たに作ったのでいつでもどうぞ
個人的に修正更新好きな性質なので1ヶ月に1度位はコッソリ更新しようかなと思います(笑)
1着視点のため2~3着は関係ないです。あくまで単勝馬券に関連するデータなのであしからず!

※あくまでデータなので一部騎手のファンの方は不快な内容かもしれません。
※当ブログとしては珍しいネタ的記事なのでスルーでお願いします・・・
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「修正更新」で過去記事を最新版にしていくのを主体としています。
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一過性の記事にしたくないので過去記事にもいろいろコメントで追記しています。
コメント残していればマイページの最新履歴から分かると思いますので良ければどうぞ☆

友人限定記事もありますが常連以外は友人認定致しませんので御了承願います。

<購入対象・分析対象>
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・1600万条件以上(2・3歳戦は対象外でクラシックのみ対象)

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成績

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血統

グラスワンダー×サクラユタカオー

父の代表産駒は
マイネルスケルツィ(京都金杯・NZT)
マイネルレーニア (スワンS・京王杯2歳S)
サクラメガワンダー(鳴尾記念・ラジオたんぱ賞2歳S)
オースミグラスワン(新潟大賞典2回)
※3歳上重賞勝ち馬

母父サンデーサイレンスのサクラメガワンダー以外はムラ馬傾向が強いです。
※サクラメガワンダーも「関西・滞在競馬」という条件が付きますが・・・
↑の代表産駒以外にもシルクネクサスなどがいます。

ムラ馬というのにもいろいろタイプがありますがグラスワンダー産駒の場合は
「自分より弱い相手」とかに強さを見せる傾向があります。
極端な例としては前走GⅠ→今回GⅡ~OP特別とかの場合です。
GⅠで大敗してもメンバーが落ちると巻き返す事が多いです。
逆を言えば自分より強い相手が多いと萎縮して力を発揮出来ない場合が多いです。
そういう性質なので基本的には人気薄で走る穴っぽい馬が多くなります。

一緒に走った血統・競争馬(灰色は自身)
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血統レーダー
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一緒に走った馬・血統で目立った傾向は
・ジャングルポケットが2回(トーセンキャプテン・バトルバニヤン)
・スペシャルウィークが2回(マイネルーチェ・マルカハンニバル)
・ダンスインザダークが2回(マルカフェニックス・ジョリーダンス)
・キングヘイローが2回(ローレルゲレイロ②)

グラスワンダー×サクラユタカオー
「血統レーダー」では「短距離ナスルーラ」「ロベルト・ディクタス」が突出。
父グラスワンダー。馬力型で「急坂」コースで強い感じです。
母父サクラユタカオー。サクラバクシンオーの父。日本的なスピード血統です。
本馬はサクラユタカオーのスピードとグラスワンダーのパワーが遺伝されている様子。
一本調子なスピードで先手を取って押し切る競馬が得意です。
瞬発力が問われる競馬は苦手なので自分の競馬に徹した方がいいタイプ。

適性

勝ったコースは新潟②・阪神②・京都①・東京①・・・輸送は問題なさそう
勝った距離は1400M⑤・1600M①・・・あまりテンは速くないので先手の取りやすい1400M~1600Mがいい

1400M&1600Mを着順毎に抽出。
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この馬の特徴を挙げると
・逃げてこそ・・・圧勝している時は大抵逃げています。
※↑でも書いていますが「弱い馬」に強い性質なので逃げて他の馬と関係ない競馬をすると強い
※スタートで遅れても巻き返せる外枠向きでもある

・やや重で4勝・・・切れる馬でもないので多少時計の掛かる馬場の方がいい。
※持続力特化型なので超高速馬場も対応可能
※ただ不良馬場はデビュー戦で大敗しているのでダメっぽい

・主戦は西は佐藤哲J。東は石橋脩J。

好走映像から見る狙い目

京王杯2歳S
やや重馬場。4角でどの馬も外を走るような荒れ馬場。好位追走から抜け出し押し切る。

ストークS
やや重馬場。逃げ切り圧勝! 自分の競馬が出来ると強い!

ポートアイランドS
やや重馬場。逃げ切り圧勝! 自分の競馬が出来ると強い!

スワンS
逃げ切りで久々の重賞制覇。佐藤哲Jは逃げ馬に乗ると怖い! 

特徴まとめ(○得意・△普通・×苦手)

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・主戦は佐藤哲J
・やや重馬場○
・弱い相手○

馬券GET記録

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ストークS 2人気1着 単勝480円 馬単9-5 46680円

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スワンS 5人気1着 単勝940円