高松宮記念の成績(1998~2008)

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スプリンターズSの成績(1997~2007 ※2002は新潟開催のため除外)

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#1.スプリント血統の変革

まずスプリント界は2003年で血統的な変革が起きています。
それはサンデーサイレンス産駒が勝ち出した事。
それまではサンデーサイレンス産駒にとってスプリント界は鬼門でした。
それが2003年以降母系にノーザンダンサーの血を持ったスプリンター型のSS産駒が活躍。

何故こういう現象が起きたか?
それは馬場の高速化に尽きると思います。
↑の表の決着時計を見てもらえば分かると思います。

中山は2001年が馬場の変革期。
この年は京成杯AHでゼンノエルシドが1.31.5で走ったり
トロットスターがサクラバクシンオーのレコードを塗り替える1.07.0で走ったりと異常でした。
そして2002年は東京の馬場改修で新潟でスプリンターズSが行われました。
明けて2003年からサンデーサイレンスの侵攻が始まります。
良馬場なら1.08秒台前半で決まるのが当たり前になってきました。

中京は中山ほどはっきりしていませんがこちらも2003年を境に馬場の高速化が安定しだします。
良馬場なら1.08秒台前半で決まるのが当たり前になってきました。
2003年からSS系が4連勝中です。

とりあえず分かりやすく高松宮記念とスプリンターズSの決着タイム順の結果を↓に。

高松宮記念(決着タイム順)

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スプリンターズS(決着タイム順)

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ここで個人的な決着時計の考え方について
まず決着時計が速いと「専門性」が問われます。要は「スペシャリスト」です。
個人的には「血統」をベースに「競馬」を見ているので
スプリンターズSのレースレコードホルダーはトロットスター。MP系です。
高松宮記念のレースレコードホルダーはファイングレイン。SS系です。
両レースとも勝ち馬を出しやすい血統ですね。

MP系は日米のダートで主に活躍しています。
ダートで必要なパワー&スピードの持続力&絶対値に秀でています。

SS系は日本の芝で主に活躍しています。
芝で好走するために必要な軽快なスピード(瞬発力)に秀でています。

血統で言うならスプリンターズSと高松宮記念で求められる適性は真逆です。
まあこの部分は次の記事で詳しく書きます。
ここでは簡単に脚質に注目してみます。

スプリンターズSの勝ち馬の4角位置取り平均は4.1
高松宮記念の勝ち馬の4角位置取り平均は5.7
スプリンターズSは先行系・高松宮記念は差し系が有利です。
ダートは基本的に先行有利です。芝はダートほど先行有利ではありません。
まあ道中のペースでこれは簡単に変わるので参考までに(笑)
ただ血統&脚質のデータからは明らかに両GⅠの求められる適性の違いが分かります。