池江璃花子選手 復帰戦で目標のインカレ標準記録を突破 | 上下左右

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台湾の早期TPP加入を応援する会の代表。
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白血病で長期療養していた競泳の池江璃花子選手(20)=ルネサンス=が29日、東京都特別水泳大会(東京辰巳国際水泳場)の女子50メートル自由形に出場し、記録は26秒32で、大会前に目標としていた同種目の日本学生選手権(インカレ)参加標準記録(26秒86)を突破しました。
病名公表後初の、2019年1月以来1年7カ月ぶりの実戦であり、レース直後は涙も見せ、「第二の水泳人生の始まりかなと思う。自分のことだけど感動した」と話したそうです。

日本人としては稀有な短距離の自由形・バタフライといういわゆるパワー系種目を得意とする選手で、東京五輪での活躍を期待されていましたが、昨年の2月に白血病であることが分かり、闘病生活を余儀なくされていました。今年の2月に軽いトレーニングから再開した池江選手ですが、所属している日本大学の水泳部で新型コロナウイルスの感染者が発生してプールが使えなくなるなど復帰後も順調とは言えない環境の中、復帰戦にて見事に目標としていた記録を突破されました。
もちろんご本人の持ちタイム(24秒21)からすればまだまだですが、白血病という大病を患い、トレーニング再開からわずか半年でこれだけの記録が出せるのは本当に凄いことだと思います。
水泳界では休んだ日数の3倍練習しないと体を戻せないと言います。来年に延期したとはいえ東京五輪に間に合わせるのは現実的ではありませんし、ご本人も目標は2024年のパリ五輪だと明言しています。

元スイマーとして池江選手を応援しています。



この曲も久しく聞いてないな・・・