陰謀論を書いてみます/黒川検事長の辞任 | 上下左右

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台湾の早期TPP加入を応援する会の代表。
他にも政治・経済について巷で見かける意見について、データとロジックに基づいて分析する・・・ことを中心に色々書き連ねています。

黒川検事長の辞任が報じられています。直接的な理由は賭け麻雀をしていたことをリークされたから、となっています。

①コロナウイルスの次に社会的注目を集めている渦中の人物が、
②全国民がコロナウイルスの拡大防止のため、不要不急の外出や三密を避けるよう要請されている中、
③新聞記者と
④賭け麻雀に興じていた。

いやー、迂闊な人だなぁえー

で済ませるのは無理がありすぎるように感じます。
黒川検事長は他にも明るみになれば大騒動になるような問題を抱えており、それを隠すために賭け麻雀というスキャンダルを作って辞任する理由にした、と言われた方がまだ真実味があります。
もちろんこれは何の根拠もない話です。私の妄想です。
しかし、黒川氏が単に迂闊な人だった場合、そんな思慮の浅い人物が検察の次期トップを目する立場にいたということになり、その方が恐ろしく感じます。


何故人が陰謀論にハマってしまうのか、それは「感覚的に納得できないから」なのだと思います。私もこの件で「何の証拠も無いだろ。黒川氏は人並外れた迂闊な人物だったからこんな賭け麻雀に参加してたんだよ。」と言われても、ちょっと納得できません。
いや、確かに何の証拠も無いんですよ?『事実』として公表されているのは、黒川氏は迂闊にも
①コロナウイルスの次に社会的注目を集めていている立場でありながら、
②全国民がコロナウイルスの拡大防止のため、不要不急の外出や三密を避けるよう要請されている中、
③新聞記者と
④賭け麻雀に興じていた。
だけですから。

結局陰謀論というのは個人個人の感覚の問題であり、いくらロジックで説明されてもそうそう覆すことはできない、ということが私もこの件で感覚的に理解できました。

とは言え、陰謀論にドップリ浸かってしまった人はともかくまだ浅い人は論理的に説明すれば救えるかもしれませんので、これからも陰謀論とは戦っていきたいと思います。