緊急事態宣言発令 | 上下左右

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台湾の早期TPP加入を応援する会の代表。
他にも政治・経済について巷で見かける意見について、データとロジックに基づいて分析する・・・ことを中心に色々書き連ねています。

本日ついに政府から緊急事態宣言が発令されました。なお緊急事態宣言発令時の影響は下記の通りです。
内閣官房 新型コロナウイルス感染症対策から抜粋
◎ 新型インフルエンザ等緊急事態宣言が行われた場合、欧米におけるロックダウンのように強制的に罰則を伴って都市が封鎖されますか?
→欧米におけるロックダウンのように強制的に罰則を伴う都市の閉鎖は生じません。特措法に基づき、都道府県知事により外出自粛要請、施設の使用制限に係る要請・指示・公表等ができるようになります。

◎ 新型インフルエンザ等緊急事態宣言が出されると外出できなくなりますか?
→都道府県知事により外出自粛要請がなされた場合であっても医療機関への通院、生活必需品の買い物、必要不可欠な職場への出勤、健康維持のための散歩やジョギングなど生活の維持に必要な場合には外出できます。

◎ 新型インフルエンザ等緊急事態が起こると、どのような施設の使用がどのように制限されるようになりますか?
→都道府県知事は、施設について、一定規模以上の遊技場や遊興施設など多数の者が利用する施設に対して使用制限や催物の開催の制限等を要請することができるようになります。
(抜粋終わり)

発令されたとは言え一般人に対しては欧米のような強制力を持ったものではなく『これまでより強い要請』というレベルの法的効力しかありませんが、政府として一つの大きな判断を下したのは間違いありません。
法的効力が弱いことを鑑みるともう少し早く発令してもよかったようにも思いますが、終わりの見えない自粛になるのではなくイタリアで収束の兆しが見え、1ヶ月程度で収束の目処がつくと算段をつけての発動なのかもしれません。

なお、昨日の段階で発令予告を出してもらえたのが非常に助かりました。今日は非常事態宣言発令時の対応についての業務に一日追われましたが、逆に対応が不十分な状態で非常事態に突入せずに済みました。地味ですが、隠れたファインプレーと言えるでしょう。
先週から半分程度の出勤でしたが明日からはほぼ自宅待機です。しばらくぶりの育児休暇と思って子供と一緒に過ごすとします。