日本とイタリアの感染拡大について | 上下左右

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台湾の早期TPP加入を応援する会の代表。
他にも政治・経済について巷で見かける意見について、データとロジックに基づいて分析する・・・ことを中心に色々書き連ねています。

イタリアの新型コロナウィルス拡大が収束の兆しを見せ始めたようです。イタリア、新型コロナの集中治療患者が減少 
減少したとはいえ未だに4000人近い患者が集中治療室で治療を受けておりまだまだ死者の増加は避けられないでしょうが、この傾向が続けば世界的な終わりの見えないコロナ騒動の希望の光になりそうです。

一方の日本はイタリアのような惨状にはなっていないものの未だ感染拡大期にあり、ピークはもっと先になるだろうと予想されます。

日本とイタリアの感染拡大状態を比較してみると、日本は厚生労働省がとりまとめた新型コロナウイルス感染症対策の基本方針(令和2年2月25日)どおりの状態になっているのではないでしょうか。
(現時点=2月25日)
細いグラフがイタリア、太いグラフが日本の感染拡大状態に該当しているように思います。4月初頭の現時点では、感染拡大のピークまで長い時間を要するものの爆発的な感染拡大を起こさないという日本の基本方針から概ね外れていないと言えるでしょう。
もちろんこれは希望的観測を多分に含んだ見解であり、しかもそれでも日本はまだまだ感染拡大期にあります。しかしイタリアで感染拡大のピークアウトの兆しが見えてきたとなれば、新型コロナウイルスとの闘いも永遠に続くものではないと希望が持てます。
一人一人が感染拡大を防ぐ意識を持ち、出来る限り早期に収束できるように努めましょう。