コメント欄も含めて非常に分かりやすく勉強になる記事でした。
MMTによる財政政策の問題点をまとめると
①財政拡大によってインフレを引き起こす。
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②インフレ率が一定の水準(ケルトン教授によると4%)を超えるとインフレ率の低下政策を実行する必要がある。
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③インフレ率を低下させるためには政策金利の上昇が必要。
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④公債の利払いが膨れ上がる。
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⑤インフレ率低下政策時には償還で乗り切る=公債の増発はできないので増税で賄うしかない。
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⑥利払いのみで1500兆円×4%=60兆円の増税に耐えられるか?
ということですね。