なるほど、ある意味納得です。
私は当時この試算を見て「TPP反対派というのはここまでいい加減なのか」と呆れ返った記憶があります。
http://www.maff.go.jp/j/kokusai/renkei/fta_kanren/pdf/siryou3.pdf
何しろ試算の前提がこれです。
『競合する国産品は、輸入品に置き換わる。』
・競合する米の価格はTPPに参加しない中国産の短粒種SBS価格(玄米換算)
・小麦の価格も同様に中国産小麦粉FOB価格(諸掛(フレート、保険料、引取経費)加算)
・関税がかかっていても輸入牛肉の価格は国産品の6割程度なのに、牛肉の9割は輸入品に置き換わる。(関税撤廃以前から割安なので、既に輸入品に置き換わってなければ矛盾)
などなど、この資料によりTPP反対派の信用は大きく失墜しました。
私がTPP賛成に舵を切る切っ掛けの一つでもあったので、当時の責任者がわかり感慨深い気持ちです。
※リブログ先を間違えていたので修正しました。