https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/toukei.htm#gaiyouの各リンクより
就業者が増えたのは共働きでないと生活できない世帯が増えたせい、つまり貧しくなった結果だという人がいますが、給与総額が過去最高値になるほど増えているのは貧しくなった結果とは言えないでしょう。
もちろん年金支給が遅れるなど昔よりも働かざるを得ない高齢者が増えているのは間違いないでしょうが、これは人口動態に起因する問題であり直近の経済政策に左右されるものではありません。
人口動態によって年金支給が相対的に減少することが避けられない以上、最悪なのは年金だけで暮らせない=働かないと生活できない高齢者が職にありつけないという状況です。
平成の終わりに企業が支払っている給与は失われた20年を取り返しました。少なくとも雇用に関しては現政権は非常によくやっているのではないでしょうか。