ご訪問いただきありがとうございます。

ここまで、わたし自身について、何回かに分けて書かせていただいております。
今回は休職明けから、初めての転職を決断するまでです。

前回までのブログはこちらです。
 

 

 

 

 


最後の休職後、会社に戻りはしましたが休むこともしばしばでした。
会社からも、このままの出勤率だとまた休職した方が良いと言われる始末。

そんなある年のクリスマス。
当時の妻(前妻)が家で包丁を持ち出してわたしを脅そうとするという事件が起こりました。
さすがのわたしもびっくりして、必死の思いで絶縁していたはずの両親を呼びました。
両親が前妻の両親を呼んで、話し合いの場が持たれました。

話し合いの結果、わたしは前妻と離婚することになりました。

ほどなくして、前妻は実家へと戻っていきました。

前妻がいなくなってから、わたしは会社をほとんど休まなくなりました。
その後休職することもありませんでした。

新しい生活に慣れたある日、突然部署を異動することになりました。
それまでとはまったく畑違いの業務をする部署で、専門職ともいえるべき部署への突然の異動です。
こころの準備などできておらず不安でいっぱいになりましたが、会社が決めたことなので仕方ありません。

後にわかることですが、このときの異動がわたしの人生に転機をもたらすことになります。

異動した先の部署は、医療機器メーカーの中でも特別なスキルを必要とするところでした。
いい歳してずぶの素人のわたしは、他社(医薬品メーカー)から転職してきた人と一緒に仕事をすることになりました。
その人が言うには、その部署で3年やれば他社で採ってくれるところがあるから頑張るといいよ、とのことでした。
そのときは転職など雲の上の話で自分には関係ないと思っていたので、「そうかぁ」くらいにしか思っていませんでした。

そこでの仕事も何年かするとチームの中核になるくらいまで慣れてきました(勉強は大変でしたが)。

ちょうど当時、結婚を前提としたお付き合いをしている人がいました(今の妻です)。
その彼女が、当時の会社の待遇では家庭を養えないことを気にかけており、わたしに転職を勧めてきたのです。
彼女が懸念するとおり、当時のわたしの年収では家族を養うには十分ではありませんでした。
正社員なのに、一般のサラリーマンの平均年収をはるかに下回る水準でした。

休職を繰り返したことで職務ランクが低いままだったことも影響していました。

彼女との将来を考えたとき、転職しなければならないと思いました。
それと同時に、新しい部署の仕事に移ってちょうど3年ほど経っていたので、同僚の言葉が頭をよぎりました。

わたしは、即座に初めての転職をすることに決めました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
次回はうつ病の寛解から現在に至るまでの期間を書きたいと思います。
また次回にお会いしましょう。