今回から、わたしの生い立ちから現在までについて、何回かに分けて書かせていただきたいと思います。
初回は生まれてからは大学入学までです。

わたしは近畿地方の某所で生まれました。
父は郵便局に勤める公務員、母は専業主婦でした。

父は、口うるさいタイプでした。
母は、亭主関白の父にあまりたてつかず、ついていくタイプでした。

今思えば、率直に言って、父は毒親だったと思います。

わたしは小さい頃から、自分の感情をあまり表に出せない子どもだった記憶があります。
自分のコンフォートゾーンにいたくて、ゾーンを広げることに臆病さを感じている、そんな感じでした。
そしてふだんからコンフォートゾーンにいる感覚に乏しく、常にストレスを感じていました(たぶん自己肯定感が低く、今もそれは変わっていません)。

小学生の時のことはあまり記憶がありませんが、中学校に上がるとテストの点数のことでノイローゼになるくらい口うるさく言われました。
難易度に関係なく、80点が合格点でした。
今思えばバカらしい話ですが、当時のわたしにとってはこの80点というのが絶対的な基準でした(一応平均点は聞かれましたが)。
80点を超えれば何も言われず、超えなかったらこっぴどく叱られました。
テストの内容についてポジティブな指導があればと思うのですが、そういう指導は一切ありません。
単純に、バカの一つ覚えのように点数をネタに叱られた記憶しかありません。

高校は地元の公立校を選択し、進学しました(こんな状況でも一応特進クラスには受かりました)。
高校でも相変わらずテストの点数については言われ続けました(さすがに基準は変わったように思いますが記憶にありません)。

大学は某超難関国立大学に進学するよう言われました。
いい会社に就職するためにいい大学に・・・という、単純な発想の、あれです。
しかし悲しいかな、わたしにはそこまでの学力がありませんでした。
その代わり、当時力を入れていた課外活動をネタに受験した、某有名私立大学の推薦入試に合格していました。
最終的に、父はこの私立大学への進学を許可してくれました(唯一、これには感謝しています)。

しかし一筋縄ではいかない・・・この私立大学に行くには条件がありました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
次回は大学入学から、就職してうつ病になるまでの期間を書きたいと思います。

 

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それでは、また次回にお会いしましょう。