いま、トマロビソバが愛用しているベッドのひとつに、何度も書いてきましたが、
亡きあんどんが愛用していたこの茶色のベッドがありますが、時を経て、
あまり美味しそうじゃないから通勤バッグの中に入れてそのまま忘れて1週間位経って書類ファイルの下から出てきた会社の上司が出張先で買ってきたおみやげの潰れたどら焼きみたいな形になってしまいました。
そろそろ買い替えたほうがよいのだろうとは思いますが、どうしても捨てられない。
晩年のあんどんの思い出が胸に迫って…
ん?
たしかに。
思い出は、「物」ではないことくらい、わかってるんだけど…
その点、野良出身で、トマロビソバ家に来るまで、どんな猫生を歩んできたのか謎に満ちているロビンは、
そういうのには縛られないんだそう。
そうだね。
その時、その時を必死で生きてきたんだもんね。
前を見て、生き抜くしかなかったんだもんね。
そう考えると、おねえちゃん(あたし)がこうして、つらくとも、ゆっくりと思い出を振り返ることができるのは、幸せなことなのかもしれない。
ロビンが経てきた苦労って、どんなものだったんだろう。
きっと知ってしまうと苦しくなるくらい、壮絶だったんだと思う…
・・・。
トマスにしばかれて便つまらせてるのに、たいした妄想力だ…。