「テレビ朝日」の長寿クイズ番組「パネルクイズ アタック25」(以下、アタック25)が26日(日)に最終回が放送され、約46年半の歴史に幕を降ろした。
最終回は「史上最強のチャンピオン大会」と題して12:55から1時間SPで放送(新婚さんいらっしゃいはお休み)。
過去に同番組で「トップ賞」を獲得された人限定で予選会が行われ、超難問が出題される中で「東日本ブロック」、「西日本ブロック」の代表それぞれ6人ずつ計12人が勝ち上がり、本戦に挑んだ。
本戦では「クイズの伝道師」、「元祖クイズ女王」、「最速早押しマスター」、「アタック25を愛しすぎる男」等の肩書が付けられて挑戦者が紹介された。
予選ラウンドと決勝ラウンドの2ラウンドでチャンピオンを決定。
予選ラウンドは「東日本ブロック」、「西日本ブロック」それぞれ6人ずつに分かれて「早押しクイズ」を行い、4ポイント先取で勝ち抜け、2人が決勝ラウンドに進出する。
決勝ラウンドは通常の「アタック25」のルールで25枚のパネルを奪い合い、最も多くのパネルを獲得した人が「史上最強のチャンピオン」となる。
2015年4月5日から司会を務めた「谷原章介」さんは「46年間本当にありがとうございました」と感謝のコメント。
「クイズを愛する皆さんの熱い思いは永遠です。皆さんこれからもクイズを愛し続けてください」と伝え、最後は「アタックチャンス!」のコールと「ありがとうございました!」との言葉で番組を締めくくった。
1975年4月6日に視聴者参加型のクイズ番組としてスタートした同番組は「早押し」でクイズに答え、「オセロ」のルールで5×5マスに並んだ25枚の「パネル」を奪い合い、最も多くの「パネル」を獲得した挑戦者が「トップ賞」に輝き、海外旅行獲得を懸けたクイズに挑戦出来た。
番組開始当初は25分番組だったが、1975年10月からは30分番組に拡大し、これを機に終盤で大逆転を狙える「アタックチャンス」のルールが導入された。
司会者が拳を握りながら「アタックチャーンス!」とコールする仕草が番組の名物となった。
細かいルールや「解答席」等は何度か変貌したが基本的なルールは今日まで貫き通して来た。
今日までの放送回数は2280回(パーフェクト達成14回)、番組の出場者はこれまで約9000人以上にのぼった。
最高視聴率は関西で1979年1月14日に24.2%、関東で1980年1月27日に21.5%を記録した。
来週からは関西ローカルの深夜で放送していた「ジャニーズWEST」の冠番組「あなたの代わりに見てきます! リア突WEST」が全国ネットでスタートする。