「武豊」騎手(52)が「凱旋門賞」(G1、10月3日、フランス・パリロンシャン)で「ブルーム」(牡5歳、アイルランド・エイダン・オブライエン厩舎)に騎乗する事が決まった。
共同所有する「キーファーズ」が26日(日)に公式サイトで発表した。
同馬主で同厩舎の「ジャパン」(牡4歳)との2択だったが関係者が協議して決定した。
「ブルーム」は19戦7勝(重賞5勝)で今年7月の「サンクルー大賞」を制し、G1初制覇を果たした。
前哨戦の「フォワ賞」(G2)では日本馬の「ディープボンド」に続く2着だった。
2019年の「凱旋門賞」で「武豊」騎手とのコンビで「凱旋門賞」に挑む予定だったが体調が整わずに出走を回避した。
また、「武豊」騎手は昨年、同厩舎の「ジャパン」(当時牡3歳)に騎乗予定であったがレース数日前に厩舎で使用していた「飼料」から禁止薬物が検出された事を受け、「ジャパン」を含む出走予定馬4頭の尿検体を検査したところ、4頭全てがその禁止薬物の陽性反応が出た事で出走取消となり、騎乗が白紙となった。
「武豊」騎手の「凱旋門賞」騎乗は今回で9度目となる。