「天皇賞秋」でG1・6勝目(JRA5勝、海外1勝)を挙げた「アーモンドアイ」(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が出走を予定していた「香港C」(G1、12月8日、シャティン芝2000m)を回避する事が30日(土)、同馬を所有する「シルクレーシング」がHP上で発表した。
21日(木)の帰厩後から調整を続けられ、27日(水)の国内最終追い切り後、29日(金)の夕方の段階で体温(※1)が38.5度と、わずかな熱発が確認された。
(※1)馬の体温の平熱は38度。
その後、実施した血液検査で白血球の数値がわずかに高い事が判明、今後炎症が出る可能性があると獣医が話した。
これにより、万全な状態での出走が困難になった事から同レースの回避が発表された。
順調であれば、30日(土)に香港へ輸送される予定だった。
次走に関して、馬の様子を見てから決めるとしているが、暮れの「有馬記念」のファン投票第2回中間発表の時点で1位に推されており、今度の動向に注目だ。