今年で6回目の開催となった全日本歌唱力選手権「歌唱王」。
6月から約5ヶ月間にわたって、挑戦者の募集が行われた。
今年の応募総数は1万5762件だが、昨年の2万2602件より、前年比69.73%の大幅な減少となった。
厳選なる審査を突破した精鋭50人が本戦(準決勝)出場をかけて争われた。
今年も準々決勝の模様が「ニコニコ生放送」で生中継され、視聴者投票(※1)も行われた。
※1:歌が響いたら「○」、そうでなければ「×」を歌唱後、10秒以内に投票する。
今年の本戦(準決勝)出場者は18人と発表。
歌唱後、審査員5人の審査で全員が「○」を出せば、準々決勝合格となり、本戦(準決勝)出場権を獲得。
一人でも「×」を出せば、準々決勝敗退となる。
ただし、合格しても合格者が18人より多かった場合は、視聴者投票の支持率(※2)の低かった挑戦者から、超過人数分だけ、準々決勝敗退となる。
逆に、合格者が18人に満たなかった場合は、視聴者投票の支持率の高かった挑戦者から、不足分人数分だけ、敗者復活で追加合格となる。
※2:支持率は投票総数から「○」に投票した数の割合で決定する。
トップバッターからいきなり昨年の覇者「宇都直樹」さんが登場し、2番目も2015年の覇者「坪田俊一」さんが登場、トップから6人連続で合格となった。
7人目で初の不合格者が出た後は比較的、合否がバランスよく経過、前半25人を終えて、合格者数が12人と、このペースだと本戦(準決勝)出場者のボーダーラインの18人を勇に超えるかと思われた。
しかし、後半に入ると審査が厳しくなったのか、「×」を出す審査員が目立つ様になり、なかなか合格者が現れず、17人連続不合格という事態にもなった。
結果、後半の合格者は僅か3人に留まり、最終的に合格者は15人。
今年の本戦(準決勝)出場者のボーダーラインは18人。
合格者が18人に満たなかった為、視聴者投票の支持率の高かった挑戦者3人が、敗者復活で追加合格となった。
これで、今年の本戦(準決勝)出場者18人が出揃った。
しかーし!
何と準々決勝敗退した32人から今回の視聴者投票の支持率上位10人に本戦(準決勝)進出の敗者復活のチャンスが!!
11月30日(金)から「歌唱王」公式サイトにて、その10人の歌が掲載され、そこでインターネット投票が行われる。
その投票で支持率が高かった上位2名が、敗者復活で本戦(準決勝)進出が可能との事だ。
詳細は時期が来たら、当ブログでも紹介予定。
因みに本戦(準決勝・決勝)は来月(12月)開催予定。
昨年の様に収録のみとなるのか、生放送はあるのか、視聴者投票はどうなるのか、放送はいつになるか。
視聴者投票に至っては昨年は例年と違って事前投票制としたものの、SNSで不満の声が相次いだが・・・。
過去に優勝経験者がある2人の挑戦者が共に本戦出場を果たした。
「歌唱王」では連覇は勿論の事、複数回優勝者もいない為、番組史上初の偉業達成の期待も出て来た。