今週は秋のマイル王決定戦｢マイルCS｣。
今年もフルゲート18頭立てとなり、2015年から4年連続でフルゲートとなった。
G1馬7頭が揃う混戦となった。
単勝は今年の｢安田記念｣を制した｢モズアスコット｣が少し抜けた1番人気となったが、2番人気以降は混戦で10倍未満は6頭で10倍以上20倍未満は2頭となった。
果たして、混戦となった秋のマイル王に輝いたのはどの馬か？
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レースは｢アルアイン｣、｢ロジクライ｣が出を窺うところを｢アエロリット｣が外から交わしてハナを切った。
｢モズアスコット｣は後方寄り、｢ペルシアンナイト｣は中団内側を追走。
4コーナーで｢モズアスコット｣が他馬と接触し、バランスを崩す。
直線に入ると先頭を走っていた｢アエロリット｣に｢アルアイン｣が交わして先頭に立ち、馬場の真ん中から｢エアスピネル｣、｢レッドアヴァンセ｣が併せて伸びて来た。
更に内側の開いた所から｢ステルヴィオ｣が伸びると｢ペルシアンナイト｣も追撃、2頭は馬体を併せてゴールしたが、｢ステルヴィオ｣がアタマ差競り勝った。
同レースでの3歳馬の制覇は昨年の｢ペルシアンナイト｣に続いて、2年連続で5頭目。
鞍上の｢ウィリアム・ビュイック｣騎手は日本のG1初制覇。
これで｢秋華賞｣から6週連続で外人騎手によるG1制覇となった。
管理する｢木村哲也｣調教師は開業8年目でG1初制覇となった。
2着は昨年の覇者｢ペルシアンナイト｣(3番人気、栗東･池江泰寿厩舎)、3着は昨年の皐月賞馬｢アルアイン｣(4番人気、栗東･池江泰寿厩舎)が入った。
一方、今年の｢安田記念｣を制し、春秋マイルG1連覇を狙った｢モズアスコット｣(1番人気、栗東･矢作芳人厩舎)は4コーナーで他馬と接触した影響で13着に、｢アエロリット｣(2番人気、美浦･菊沢隆徳厩舎)は直線で失速し12着に敗れた。
そして驚いたのが、馬番｢1→2→3｣で決着した事。
これはG1史上初の事象。
枠連の｢1－1｣も今回を含めて、G1で6例しかない事象だ。
結果はこちら。
今年の｢マイルCS｣の馬券の売得金(売上げ)は155億7777万400円記録した。
当日は｢京都競馬場｣に、結成11年目で｢NHK紅白歌合戦｣の初出場が決まった｢純烈｣のメンバーが｢マイルCS｣の表彰式プレゼンターを務めた。
来週は国内最高賞金がかかる長距離戦｢ジャパンカップ｣。
海外からも参戦し、こちらも豪華メンバーが揃う予想。
そして、今年の3歳牝馬三冠馬｢アーモンドアイ｣が古馬相手にどんな走りを見せるか。
注目のレースだ。