こんばんは。
後藤 眞由美です。
本気で自分とじっくり向き合う事を決意し、振り返りを綴っています。
時々出てくる、まゆこ とはこの人のことです。
登場上人物は、仮名の場合もあります。
前回の、話はコチラ㉖『体育できるなら、ヘルメット返せ!』
登校するようになった私は、何事もなかったように、学校で楽しく過ごしてました。
そんなある日、仲良しのえっちゃんが、何が目的だったかは、全く覚えてないけど、私の机の引き出しをあさってる!
すると、引き出しの奥に、しわくちゃになった一通の手紙を発見。
えっちゃんは、そばにいた私に、しわくちゃになった手紙の差出人を見せ、お互い目が点になる。
差出人は、クラスメイトの男の子。
その手紙を、私とえっちゃんと二人で、黒板の横で読みました。
なぜ、えっちゃんも一緒に読んでる⁉︎
自然のなりゆき、ってやつ。
どーみても、二人で読んでる姿は、クラス全員、もちろん差出人からも、丸見えの場所。
なぜ、あの場所で読んだ⁉︎
ここでも同じく、自然のなりゆき、何も考えずに、一気読みしたのでしょう。
手紙は、いわゆるラブレターってやつ‼︎
差出人は、私が優しくて良い人、って友達に言ってた人。
でも、優しくて良い人と、好きな人って違うわけ。
私は、一つ年上の先輩が好きだったので、どう返事しようか?
そもそも、こんなにしわくちゃになるまで、気づかなかった手紙は、いつ机に入れたんだろう?
3学期の今頃は、もう気持ちが変わってるかもしれなし・・・
いまさら、返事したって見当違いじゃない⁉︎
と、ここでも、無い事にする私を発見‼︎
もしかして、そのココロの奥に、
『は?もうお前の事は、嫌いだよ。』
と、言われるのを恐れていたのか?
私は、あなたを友達以上と思えないけど、あなたは、私をずっと好きでいて!
と、私の存在を見て欲しい、とでも思っていたのか?
恐れ、否定、恥、承認・・・。
様々な思いがあったのかもしれない。
結局、何もなかった事にして、気まずい関係のまま中学生活を送るのでした。
つづく㉘ゆるい部活さえも・・・