抹茶アイスのブログ

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小説を書いています。
拙い文章。
拙い言葉。
ですが、精一杯頭を使って文章を書きます。

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過去の私はこんな感じの人間だったのか。

私は愕然とした。



アイに部屋の言い訳をしていたら、朝の私が部屋からでるところだった。

私たちは、過去の私をつけてみた。

過去の私が何かをして時間と時間の間という世界に来てしまったのならば、それを見ることができるとアイが言ったからだ。

だから、私たちは過去の私をつけて、原因を探って見ることにした。

でも。

私は私を見てショックを受けた。

過去の私はとても暗い、まるで人形のような顔をしていたからだ。

私ってこんな顔だったの?

こんなに無気力そうな、

こんなにつまらなさそうな顔をしていたのか。

過去の私が学校に行こうとしている風景を見ながら思った。

「なんか、私、こんな顔をしていたんだ…。」

私が少し落ち込んだ声で呟いた。

「そうみたいだね。なんだかつまらなそうな感じだけど。」

アイは頷いた。

普通、ここはフォローを入れるところなのでは…と私は思った。

けど、フォローを入れられたところで。

目に見えているものは紛れもない事実。

私は思いなおして考えてみた。

なぜ、私はこんなひどい顔をしているのか。

いつからこんなふうになってしまったのか。

考えても出てこない。

私は今、私がひどい顔をしているのを知った。

どうして?

わたしはそれしか出てこない。

「アイ、正直にいって。今、アイの隣にいるわたしも過去のわたしと同じ顔をしてる?」

本当はこんなこと聞きたくない。

聞きたくないけど。

「そうだね。かなはなんだかつまらなさそう。」

アイは言った。

つまらない。

確かに最近つまらないと思っていたのかも知れない。

私はいつからこんなになったのか。

知りたい。

そう思った。

私とアイは、過去の私を付けることにした。

まず、過去の私がいたところは私の部屋だった。

「へぇ、女の子ってこういう部屋に住んでるんだ。」

アイは意外そうに私に言った。

アイが意外に思うのも無理はないと私は思う。

だって、私の部屋はお世辞にもきれいな部屋とは言えなくて、つまり、めちゃくちゃ汚い。

洋服は散乱しているし、雑誌は机の上や、下、床のところにまで。

足の踏み場もない。

うん。ちょっと恥ずかしい。

「あ…あのね、この部屋は、たまたま散らかってたの!!」

私は言い訳をするようにあわてて言った。

私はアイの困った顔を見て思った。

アイは私を助けてくれるって本当に思っているんだって。

だって、私を元の世界に帰そうって思ってなかったらこんな風に気遣ってくれない。

こんなに私のことを考えて困ってくれてるんだ。

私は不安だからってアイに頼って帰れないって泣くだけだ。

私は顔を上げた。

「ごめん。帰れたと思って、喜んじゃって。それで、帰れないってわかったら、落ち込んじゃって。アイを責めたわけじゃなくて…」

私はうまく言えなくて言葉に詰まった。

すると、アイは優しく笑った。

「早く、帰れるといいね。」

アイのその言葉がすごく優しく聞こえた。

「じゃぁ、さっそく、過去の私の後をつけるぞ!!」

私は照れくさくって、自分の照れているのをアイに悟られないように言った。